園芸ビジネスの全てのノウハウを
あなただけに伝授します。
応募のあった方の中から限定2名に
20年近く実践してきた経験の全てを伝えます。
もちろん、知識だけではなく、現場で実践を積みながら経験を積んでいただきます。
基本的な業務を覚える期間は3年。
一人前としてある程度呼んでもらえるまでの期間は5年。
プロとして自信を持てるようになる期間は
ハッキリ言って10年かかります。
3年後に独立して個人経営を始める事も可能です。
5年後に幹部として会社に入る道も用意しています。
(当然ながら、独立するには経理についての知識が必須です)
何故お弟子さんを募集するのですか?
タイトルを見て、こういう疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
普通に社員募集をすればいいんじゃないか?と言う人も確かにいます。
20年近くこの仕事を続けてきた間、仰るとおり、普通に募集をした事もありました。
そして何人もの人に仕事を教えてきました。
しかし、1年以上続く人はまれで、ほとんどの人が半年ほどで辞めていきました。
もう限界です・・・。
海に関する研究を大学院でしていたA君。
いろいろな仕事をしながら、やはり自然に触れる仕事がしたい、という事で当社に入ってきました。
まだ仕事勤めの経験が少なかった事もあり、いろいろな作業に不慣れな場面もありました。
励ましたり、褒めたりするうちに3ヶ月がすぎ、作業にも少しは慣れてきたかな?と思うころ、突然連絡も無く会社に来なくなりました。
心配して連絡をしてみました。
電話口から聞こえてきたのは、弱々しい声で「もう限界です・・・。すみませんが辞めます。」
という言葉。
何が限界だったのか?どうしていきなり・・・??
唖然とするしかありませんでした。
これはイジメだと思います。
フリーペーパーの募集広告を見て応募してきたB君。
おとなしく、声も小さく、どうみても営業向きでは無い彼。
話を聞くといろいろな職を転々としていたようです。
ある会社では、「もう辞めてくれないか」と言われたそう。
なかなか仕事が続かないのが悩みだと打ち明けてくれました。
本気でやる気があるなら、僕も腹を据えて教えるからやってみないか。
と、試用期間を3ヶ月と決め、まずは仕事を手伝ってもらう事から始めました。
仕事を始めて気がついたのは、
・ 集中力が続かなく、お客様の住所をなかなか覚えられない。
・ 作業を目の前で見せても、その通りにできなくて自分のやり方で失敗をしてしまう。
何度も繰り返し伝えるものの、なかなか進歩が感じられません。
あっという間に3ヶ月が過ぎ、流石に無理かなと思っていました。
必ず社長の役に立つ仕事をします
「正直に言って、今のままでは無理だと思う。
でも、今まで頑張ってきたのもよく知っている。
会社経営としては間違っているのは知っているけれど、
君が続けたいというならもう少し時間をみようと思う。
その代わり厳しく言う事もあるけれど、どうする?」
「続けたいです。頑張ります。」
正直、ハッキリとした会話内容は覚えていないのですが、
このような話をして、続けてもらう事にしました。
しかし、相変わらず道は覚えられないし、作業も人の数倍かかります。
教えるといったものの、正直困ったな~と思っていました。
すると、50代のCさんが会社を訪ねてきて、勤めさせて欲しいとやってきたのです。
以前、グリーンレンタルの関係でうちを知っていたとのこと。
営業関係の仕事を長くしてきたので、絶対御社に損はさせません!
そう言われるものの、もう既に一人社員がいます。
その時、二人を雇う余裕はありませんでした。
しかし、向こうから積極的に会社の役に立ちたいと言われた私はとても嬉しくて、
無碍に断る事ができませんでした。
次の日から、B君とCさんと私の3人で仕事をし始めました。
Cさんを一人にするわけにもいかず、二人でできる仕事を教えた後、自分一人で現場に出るという事も増えてきました。
ある日、私とB君のやりとりを見ていたCさんが、いきなりこんな事を言いました。
「社長、あれはいじめですよ。」
突然の話にビックリしながらも、
それまでのB君との関係について説明をしました。
納得はしていなかったようですが、その時はしぶしぶ作業に戻っていきました。
私も辞めさせていただきます。
思えば、そのあたりからB君の様子が変わってきました。
仕事で注意を受けてもそれまでは目を輝かせて「頑張ります」と言っていたのが、
声も弱々しく、「分かりました」とうつむくように返事をするのです。
数日後、「辞めさせてください」とB君が申し出てきました。
本人がやる気がなければ、私も何も教える事はできません。
残念でしたが、引き止める事はできませんでした。
そして、翌日、Cさんが、「私も辞めさせていただきます」と言ったのです。
それまでの過程を見ていないCさんにとって、私は無情な人間にうつったのでしょう。
苦労して教えてきたB君が辞めた事もショックでしたが、
何の事情も考慮せず、B君に辞めるように進め、自分もさっさと辞めていくCさんにとても腹が立ちました。
又一人に戻って仕事をするものの、何ともいえない無常感にしばらく立ち直る事ができませんでした。
人に仕事を教える能力が無いのだろうか?
すっかり自信を無くした私は、しばらく手伝いを頼む事ができませんでした。
募集も止め、臨時の応援を頼りに仕事を進めていきました。
しかし、ホームページに書いたブログも200記事ほどでき、
全く営業をしないにもかかわらず、
毎年、少しずつ仕事は増えていきました。
庭の剪定をしていると、
作業を見た近所の人が(来年はうちも頼むね・・・)、
と口コミが広がっていきます。
造園の依頼も増えてきて、どうしても臨時のバイトだけでは間に合わなくなってきました。
どうしても人が足りない。
けれど、教える事に自信もない。
どうしたらいいのだろう??
いろいろな方に相談しながら考えた結果、
根本的な間違いに気がつきました。
つまり、「時給や給料を目的にする人」の募集をしていたから、ミスマッチが起こっていたのです。
あの場所が、こんな庭になるなんて・・・!
今の仕事では、
お客様にどうしたら喜んでいただけるか?
を真剣に考えながら、常に現場に入っています。
完全ではありませんが、決して「この仕事をすると、いくら貰えるだろう?」とは考えていません。
お客様が満足をしていただいた後、その代金をいただくのであって、
お客様の満足、喜び、感動、が先なのです。
募集の仕方が間違っていたのです。
時給いくら?という考えから入ってきた人は、
やっと作業を覚えたと思ったら、
仕事の更なる注意事項、植物の特性、お客様への気遣い、この後の作業案・・・。
など、いつまでも続く指示に一杯一杯になった事でしょう。
植物一本植えるのにも、植え方の注意、立ち姿の微調整、お客様目線での確認作業、、、などいくつもの考える事があり、
作業後には、掃除を手早く済ませ、資材の片付け、積み込みがあります。
帰った後、荷物を下ろす順番も考えて積み込まないといけません。
全ては作業を効率良く行うとともに、
お客様目線での気づきを常に修正していく必要があります。
代金・・・ある人に教えられた「本当の意味」。
それは何のためでしょうか?
それは、お金をいただく為ではありません。
先ほども書きましたが、
お金は代金であり、
「ナニカ」の代わりにいただくものなのです。
あるセミナーでその話を聞いた時、そんな当たり前の事知っていますよ。。。
と軽く流していました。
しかし、何故かずっとその言葉が頭に残ります。
「ナニカ」とはなんでしょうか?
それは、効率が良いことかもしれません。
低コストを追求することで、他社よりもお値うちな金額で商品、サービスを提供することができます。
もしかしたら、商品力の高さかもしれません。
他社ではできない事や、他に頼んで困った問題、トラブルを当社で解決できればお客様は喜んでくださいます。
又、見た目の美しさ、仕上がりの綺麗さ、掃除力の高さもお客様にハッキリ分かるポイントです。
又は、特別さかもしれません。
窓を空けた時、ふと眺めた庭が美しいと感じられるかどうか?
自宅に帰り、車を降りて玄関に向かう途中で横にある花壇を見た時、どう感じるか?
それを想像しながら、お客様目線でどれだけ心配りができるか?
例えば、お客様が高齢者の方なら、植栽はハッキリした色を好むという傾向があります。花壇に植える花の色も場所に合わせた配色に加えて、お客様の好みや、傾向も考慮する必要があります。
私だけの為に工夫してくれた、と感じてもらえる事が特別さを高める一つになると思います。
「ナニカ」とは、きっと一つの物だけでは無いのかもしれません。
そして、長年の経験を積めば積むほど、選択肢が多くなり、作業も増えてきます。
20年近く続けてきても、尚、まだまだ学ぶ事が多い、のを感じています。
当社は、園芸に関わる仕事をしています。
お客様はやはりある種の拘りを持つ方が多い傾向があります。
そういった方は、ありがたい事に他に園芸で困っている方を紹介してくださいます。
ホームページからの問い合わせも月に数件あるものの、実際お客様のほとんどは紹介によるものです。
お恥ずかしながら、営業をしたことがほとんどありません。
それなのに、何故、これだけの仕事を紹介していただけるのか???
皆が探し求める「園芸のナニカ」を追求する
園芸の仕事をすることで、基本的な知識は身につくでしょう。
しかし、それだけでお客様から仕事がいただけるわけではありません。
これまで20年近く園芸の仕事を続けてきましたが、
実は起業したわけではないのです。
家が自営をしていて、23歳の頃に突然な不幸があり急遽仕事を継ぐ事になりました。
しばらくした後、バブル崩壊が始まりました。
それまで何も考えず仕事を続けていたのですが、
この先、今のままではダメになる、と感じました。
普通の園芸屋さんでは仕事はいただくことはできない。
きっと考えられないほど厳しくなるだろう。
そんな恐怖感を抱きながらテレビのニュースをみていました。
普段通りの仕事をしながら、無意識のうちにどこかで、
「園芸のナニカ」を探していました。
そして、その「ナニカ」を高める為に何をしたらいいのか?
常に考えてきました。
もう10年ほど前の事です。
花の寄せ植えを学ぶ団体が岐阜にあり、ツアーでオランダにいく事がありました。
それまで全く興味が無かったのですが、「美術館」廻りがコースに入っていました。
そこでは世界の名画と言われる作品を伸び伸びと見る事ができました。
日本では人混みの中、チラッと見るだけ、も多いと思います。
そこにはガラスケースも無く、
本当に数10センチの近くまでいって、油絵の具の盛り上がり具合を見たり、
数メートル離れてみた時の、まるで写真のような精密さに本当に驚きました。
その後、ドイツ、ニューヨークにも行く機会がありました。
少しでも自由時間があるとタクシーに乗って近くの美術館に行ったり、博物館、植物園を廻りました。
そういった、園芸以外の芸術や、多くの人が美しいという物を見る事も、「ナニカ」を高める一つになるのだと思います。
「●●のナニカ」を追求するメリット
そもそもは仕事が無くなるかもしれない、という漠然とした不安がありました。
しかし、仕事をしながら「ナニカ」を追求していくことで、
変化が起こりました。
お客様がとても喜んでいただけるようになったのです。
細長い隙間のような砂利に植物を植えた後、
「あの場所がこんな庭になるなんて・・・」と
こちらが驚くほどビックリされた事もあります。
松の手入れをしている時、お客様がずっと作業を見ていた事があります。
後で聞いたところ、「どうしたらあんな綺麗な枝ぶりになるのか、いや~面白いね~」との事。
又、ある現場では、「とても丁寧に仕事をしてもらえて、本当に有り難いです。」としみじみ言われて返答に困った事もありました。
予想以上に驚かれたり、喜ばれたりする事が増えてきました。
それこそ、思ってもいなかった事でした。
「来年も必ず頼むね」
仕事が終わった後、代金をいただき、
この言葉をいただく事があります。
だんだん忙しくなってきて、なかなかこちらから電話をかける事もできなくなりました。
お恥ずかしい事ですが、お客様から催促の電話をいただき、現場に入る事もしばしばあります。
お客様にこのような気遣いをいただくのは、心苦しいばかりですが、
こうやってご依頼をいただくと、こちらも嬉しい事ですし、任されることの責任を益々感じています。
「ナニカ」を追求することで、お客様からの信頼が高まり、多くの勇気や力をいただくことができました。
仕事に対する情熱はますます高まり、より多くの勉強をしたい、現場を見たいという思いは年々強くなっています。
20年続けてきても、まだまだやりたい事が増えていきます。
こんなにやり甲斐のある仕事をさせていただけている事には、只々感謝しかありません。
仕事を越えた「ナニカ」を追求するのが、当社の根本理念といえるのかもしれません。
整理をすると、
●●のナニカを追求し続ける事で、
・ お客様からご依頼をいただく事が増える
・ 毎年お伺いすることで、安定した経営に繋がる
・ 営業経費が少ないので、低コストで充実したサービスが提供できる
・ 拘りのあるお客様は他に移られる事が少ない
・ 続ければ続けるほど、経験が増えて益々お客様の喜ぶ顔が見られる
等の良い事が増えていきます。
当社では、これからも園芸の「ナニカ」を追求していきます。
この思いを共有し、切磋琢磨しあう仲間として、お弟子さんを募集することにしました。
そうはいっても、園芸といっても幅広いジャンルがあります。
当社の紹介も簡単ですがさせていただきます。
業務内容は、大きく分けて3つあります。
●グリーンレンタル事業
(オフィス、レストラン、結婚式場、ホテル・・・など、顧客満足を高める為に緑化を必要としている方に、グリーンディスプレイやメンテナンスのサービスを提供。
❏観葉植物の名前や育て方、メンテナンス方法、飾り方等の知識、経験が身につきます。
❏場所によっては、屋外などは庭木を使ったディスプレイや、壁面緑化、屋上緑化などの特殊緑化もあります。)
●ガーデニング事業
(個人宅の庭や、会社やお店の緑化の設計施工。季節に合わせたメンテナンスサービスを提供。
❏庭木の名前、種類、生育の管理方法、剪定方法の知識・経験が身につきます。
❏花壇の花の植え替えや、寄せ植え作りなどもあります。花に関しての知識・経験が身につきます)
● 園芸販売事業
(観葉植物のギフト販売、花鉢の販売や、門松などの季節商品の製作・販売サービスを提供しています。
花鉢や観葉植物を使ったアレンジ方法や、伝統的な技術の習得ができます)
まだまだ説明したいことは山ほどあります。
ここで、私自身直接お話したいと思います。
風邪でお聞きぐるしいところもあるかと思いますが、
どうぞご容赦ください。
お弟子さん募集について、お問い合わせする場合は、
メールフォーム
http://www.k-engei.com/contact/
からご連絡ください。
詳しい内容についての質問、お問い合わせも、
こちらのメールフォームからご連絡ください。
http://www.k-engei.com/contact/
お忙しい所、長時間にわたりお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
片桐健矢
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
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