こんにちは、片桐です。
先日花壇の植え込みをご依頼いただきました。
お客様から「ボックスウッドにして欲しい」とご指定です。
ボックスウッドは、葉色の明るいツゲに似た常緑低木の樹種。
女性には人気がありますね。
■植え込み前の花壇
花壇に入っているのは、造園用のサバ土とよばれるもの。
関や各務原市の山から採取されたものです。
■仮配置をしてから、植え込み
実際に植え込む前に、仮の配置を行ないます。
距離が長い場合は、きちんと配置をして、数量が足りているかどうか?チェックをします。
万が一足りなかったり、逆に残りすぎる場合・・・作業人数の多い現場ではおうおうにしてそんな事がおきます。
監督が管理をしていないと、慌てて材料を買いに走る場合もあるのです。
■植え込み後のボックスウッド
ボックスウッドを植え込んだ後は、表面にバーク堆肥を薄くまいていきます。
これは、マルチングの意味もあります。
(泥の跳ねを防ぐ、乾燥を防止する)
規則正しく配置をしていくと、仕上がりがとても綺麗になります。
やり直しのムダや材料のムダを防ぐ為にも、仮配置を正確に行なうことがとても大事になってくるのです。
笑い話ですが、夢中になって植え込んでいると、だんだん斜めにずれてくる事があります。
それを防ぐには目安の糸(蛍光色で売っています)を使うのも一つ。
又は、作業の途中で一旦離れて花壇を眺める、のも一つ。
綺麗な仕上がりを目指して、がんばりましょう。
それでは。
グリーンライフのコンサルティング
片桐健矢
こんにちは、片桐です。
夏の間にすくすく成長して、玉ツゲもだいぶ樹形が崩れてきました。
気温も下がってきたこの時期に、刈り込んで形を綺麗に整えたいと思います。
刈り込みというと、バリカンを使う事が多いのですが、
基本を抑えておかないと、並んだ玉つげの形がバラバラ・・・にもなりかねません。
最初のうちは、刈り込みハサミを使い、ゆっくり仕上げる事をお薦めします。
そして、3段階のステップで、仕上げると上手くいきます。
■剪定前の玉ツゲ
ステップ1
まず、玉ツゲの一番天辺を決めます。
水平に葉を刈り込んでいき、葉が無くなる寸前でとめます。
天辺の位置が決まったら、そこから3度ほどの浅い傾斜をつけるように、外周に向かって刈り込んでいきます。
ステップ2
次に、45度の角度で、斜め部分の刈り込みをおこないます。
このときに、すぐに刈り込んで形を丸くしたくなる欲求を我慢するのがポイントです。
ここでも、葉が無くなる寸前の位置を探すように、少しずつ刈り込む量を増やしていきます。
■剪定後の玉ツゲ
ステップ3
斜めのラインを出した後は、次に横のラインを出していきます。
側面のラインは、垂直になります。
側面葉の伸びが少ないので、ここは整えるぐらいのつもりで軽く刈り込みます。
ステップ3まで完了したら、おおよそのラインができてきます。
この後、角がでている部分をバランスを見ながらバリカンなどで整えれば完成です。
■今年入社した近藤大悟くん
慣れない人が玉ツゲの剪定を行なうと、隣り合った玉ツゲの形が皆少しずつどこか違って、ちぐはぐに見えてしまうことが多々あります。
多少、大きさの大小があっても、基本的な形が似ていると、整えられた印象が心地よいものです。
全く同じ形に合わせようとするのではなく、基本的なラインを揃えるようにしてみてください。
ぐっと印象が良くなりますよ。
それでは。
グリーンライフのコンサルティング
片桐健矢
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】