こんにちは、片桐です。
5月、コニファー(針葉樹)の新芽が伸びだすと同時に、
古い葉が茶色くなって目立ってくる事があります。
下の写真は、「ゴールドライダー」の場合。
■ゴールドライダー 古葉落とし前
■古葉のアップ
この場合の剪定は、飛び出した新芽を途中でカット。
三角錐のシルエットになるよう、鉢を回しながら形を整えます。
その後、上部の枝から両手で 古葉を軽くむしるようにとっていきます。
だんだん枯葉が下に溜まっていくので、適度にかき出しながらできるだけ茶色い葉を取り除きます。
■剪定後、古葉取り除き後の「ゴールドライダー」
■茶色い葉を取り除いた様子
あのままにしておくと、古葉が梅雨で腐りだして蒸れやすくなり、
病気や虫の発生の原因となります。
この時期に取り除いておく事で、風通しが良くなり見た目もかろやかに。
■羽島の喫茶「こだま」さんにて、リース中のコニファー各種
新芽が伸びだしてとても綺麗な反面、葉の密度の高いコニファーは内部が枯れやすくなっています。
例えば左端にある「エレガンテシマ」などはあまり古葉がないので、手入れは楽ですが、逆に言えば少し寂しい樹形。
このように何種類かを組み合わせて使うと彩りも綺麗で手入れも楽になります。
よければ試してみてください。
それでは。
こんにちは、片桐です。
お客様に以前「アルテーシマ・ゴム」をお届けしました。
葉色が明るくて綺麗な観葉植物です。
おき場所は直接光が入る場所ではないのですが、
事務所の玄関と言う事で、暗くもない、普通程度の明るさ。
お客様から
「ちょっと葉が丸かっているようで、気になる。一度見てくれないか?」との連絡。
近くを通った時にちょっと寄ってみました。
■アルテーシマ・ゴムの木
雨が降っていたので、外にだされていました。
このぐらいの曇りの日は最高ですね。
直射日光さえ当たらなければ外に出すととても元気になります。
■葉が少し丸かっている、アルテーシマ・ゴムの木
確かに少しふにゃふにゃした感じになっています。
これの原因は、日光不足。
(と、それに伴う光合成不足による、栄養不足)
日当たりが少ないと葉色が薄くなったり、葉の肉厚が薄くなったりて、このような感じになります。
でも、全体のボリューム感も良いし、上手に管理されていますね。
■アルテーシマ・ゴムについた虫
ちなみに、葉っぱの葉脈にそって黒い●があります。
これは、カイガラムシの一種です。
ムシといってもほとんど動かないので怖くもなんともありません。
ついたままにしておくと、樹液を吸って大きくなり、葉のまわりがベトベトした感じになります。
そうなると、黒いカビのようなものがついたりしてきます。
早いうちに湿らせたタオルや軍手でふき取っておきましょう。
大き目の物を取った後に、予防的にオルトランなどの薬を使います。
アルテーシマゴムの今後の管理方法は、
しばらく軒下などの直射日光の当たらない、明るめの場所で管理します。
補助的に薄めた液肥などを上げると葉が厚くなってきます。
少し元気がでた所で玄関に戻すのもいいし、
秋まで涼しい屋外に置いておくのも良い方法です。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
すっかり古い話になりますが、今年の2月に大阪でショッピングセンターフェアがありました。
ショッピングセンターに関わる様々な業者が集まります。
その中に、当然最近の話題として「緑化」もあるわけです。
どんなブースがあるのか、興味深々で参加してきました。
■東邦レオさんの緑化展示ブース
老舗の東邦レオさんのブースです。
とても華やかで立派でした。
・・・ちなみに、無料ソフトのピカサ3では、写真の上にこのようにテキストも入力可能に!
結構便利かも。
■大阪ガスさまのブース
何故ガスのブース?というか、これは壁面緑化が気になっただけ。
これは思いっきり造花・造花してました。
もう少し、枠を作るとか、ライトアップするとかすればもっとオシャレな感じになります。
大阪ガスさんは、それほど緑化には拘りが無いと言う事でしょうか。
それでも、まったく緑化の無い他の業者さんよりは、とても好感が持てます。
■壁面緑化と共に
単に画像をもらった、というわけではなく、
ちゃんと勉強してきましたよ!という証拠写真です。
この後、大阪市内に戻り、全国の業者の集まりであるPNGグループの中部・関西定例会に参加してきました。
その場で急遽司会をしてくれ・・・と言われ緊張しまくりで何とかお手伝いさせていただきました。
■パイプ緑化・・・経済産業省のブース
そのPNGグループで進めているのが、このパイプ緑化。
経済産業省のエコプロジェクトの一つに採用され、各地で施工が始まっています。
緑化というとお金がかかるイメージがありますが、できるだけ省電力(できればソーラー発電)で、雨水ポンプに貯めた水を循環させる緑化方式です。
見た目も大事だが、エネルギー消費を抑えた緑化の提案として、公共施設などで採用が多いようです。
こちらのパイプ緑化も、機会があれば是非ご紹介したいと思います。
楽しみにしてください。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
春になるとどんどん新芽が伸びてきますね。
少しほかっておくと、あっという間にボサボサ状態。
今日はフィカス・ベンジャミナの剪定をしてみます。
■フィカス・ベンジャミナ と、 フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”
濃いみどりいろの通常のベンジャミナと、薄い黄緑色の斑が入る園芸品種”ゴールデンプリンセス”
通常のベンジャミナの形がコンパクトにまとまっているのにたいし、ゴールデンプリンセスのほうは、随分枝葉が伸びてしまいました。
■新芽が伸びすぎた「フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”」
■新芽を剪定した、「フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”」
もちろん、伸びた状態で飾る・・・という場合も、時によってはあるでしょう。
これは一般的に植物を長く楽しみたい・・・という人のための剪定方法になります。
伸びすぎて上部が茂ることにより、その下が光が少なくなり、だんだんと葉を落とします。
このままにしておくと、冬の気温が下がった時に一気に古い葉が黄色く変色しだんだん落としてしまいます。
中心部に葉がなくなって、枝がまるで標本の骨のように見える。
そんな事にならないようにする、剪定方法です。
■ベンジャミナの枝の剪定・・・悪いハサミの入れ方
さて、新芽を切る時は、よくある間違いがあります。
枝の分岐している所で切って・・・とお願いすると、写真のように切る人がいます。
これは、間違った切り方。
正しくは下の写真のように切ります。
■ベンジャミナの剪定・・・正しいハサミの入れ方
枝が分岐した状態は、英語のVの字のようになっていますね。
残したい枝の方にハサミを沿わせるようにして、太い新芽の枝を分岐に近いところで切ります。
間違ったやり方では、残したい細い枝まで間違って切ってしまいそうです。
このようにして、新芽を少しずつカットしながら、全体の樹形を見て枝葉の多いところを間引きしていきます。
あくまで、普段の手入れ方法ですので、芽の伸びる季節は適時ハサミを入れるようにします。
面倒だからと、一度にたくさん切らないように。
まめな手入れが、樹形を美しく保つコツです。
がんばってください。
それでは。
こんにちは、片桐です。
いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
このHPでは園芸の仕事に関わる毎日の中から、
木や花の名前であったり、剪定の仕方であったり、育て方のコツであったり、
園芸を好きな人、園芸の仕事をしている人に向けて情報をお送りしています。
最近、週に一冊、自分が今まで読んできた本の紹介を始めました。
まだまだ自分の言葉では語りきれない実に奥の深い植物の世界。
又興味があれば是非ご覧いただきたいと思います。
さて、第2回にご紹介するのは、”樹木医”という言葉を作ったとされる山野忠彦さんの「木の声が聞こえる」です。
思えば、僕が友達の花屋さんから「この子は木と話ができる変わった子だよ」と言われる原因となった本。
この本を読んで木に対する仕事の仕方、考え方、接し方など教えてもらいました。
養子として山野家に入り、朝鮮での商売があたり裕福このうえない暮らしをした子供時代。
養子であることを知りショックを受け、父の死により残された莫大な財産を5年で使い果たす。
「ソウル一のバカ息子」から、一転、女馬賊の処刑を見た事から生きる意味について自問自答。
「本当に自分が心から好きだと思える事に打ち込もう」と心に誓い、商売をしながら山林経営を始めました。
その山林経営を通じて、植物に対する興味を持ち、学ぶ事の楽しさを知ります。
戦後日本に戻ってきた山野さんの目にうつったのは焼け野原の都会と、復興のため、木を使われて荒れ果てた自然の山々。
その日本の山々の調査の仕事をもらい、2年近く歩き回った中で心を惹かれたのが神社にある古木・老木。誰にも気づかれず、本当に長い間生き続けてきた霊木たちもすっかり痛み・傷ついていました。
「この木たちを何とか救ってやりいたい」
山林経営の時の知識を元に、新たに研究を開始、誰に知られる事も無くコツコツと木の治療と研究を続けます。
現場での実践と、絶え間ない研究。
必用な道具は無ければ全て手作りする。
それは、樹木に対する愛情があればこそできる事です。
自然を、樹木を心から愛する山野さんの言葉には、なんともいえない優しさが感じられます。
その一言、一言には、しっかりとした自信と安心感があります。
(間違った事を言ってない)・・・とどこか心で感じているのかもしれませんね。
樹木医という言葉を作るきっかけとなった山野さん。ぜひ、この本を多くの人に読んでいただきたいです。
*****
この樫の木が、念願の、記念すべき治療一千本目となった。
内心では、一千本目に到達するまで、私の生命が続くだろうかと、不安を感じていた。
しかし、一本、二本、また一本と治療していくうちに、不安は消しとんでしまった。
樹が必ず私を助けてくれる・・・一千本を治療するまでは・・・。そえれがたとえ百歳をこえたときであっても、樹に対する不思議な信頼感が確かになっていった。
そして、八十八歳の昨今、ついに成就する日を迎える事ができたのである。
人間には医師、動物にも獣医が存在しているように、樹木にも植木屋や園芸家ではない、医者がいていいはずだ、そう考えて思いついたのであった。
現代人は五感を頼りにしすぎている。
欲望を満たすためには、五感だけが発達していればすむ。しかし、人の心を推しはかる思いやりや、自然界にたいする愛情は、言葉には出せない第六感というものが重要になってくる。
いつもいつも、これでいいと満足したことがないので、道具ひとつにしても、もっちいものに改良したいとか、見つけたいと思っている。それもこれも、自分が使いやすいものを持っていたいということではなく、樹木が自然に受け入れてくれるもので、治療にあたりたいからだ。
少しでも痛い思いをさせたくないし、道具が悪いばかりに時間ばかりくって、不愉快な状態を長引かせてはいけない。なるべく速やかに、気持ちよく治療を受けた、というふうに感じてもらいたいからなのである。
中国の大儒、王陽明の詩
険夷原不帰胸中
何異浮雲過大空
夜静海涛三千里
月明飛錫下天風
混沌とした社会の中で反発もしたが、社会が大きくゆがんでいたため、自分はあまりにも無力であった。こうして船上にあって思うに、地上で人間どうしのいかなる争いがあっても、自然の営みは、そのようなことにはいっさい惑わされず流れていく。そして、大空を過ぎてゆく、真に自由な雲々は、私の心に、どうにでもなれという開き直りや、新たな生き方や、悟り、皮肉さえも感じさせた。
*****
こんにちは、片桐です。
観葉植物がこの暖かさで成長を始めています。
ここで僕らはすぐに剪定をします。
剪定=「枝を切る」事に抵抗を感じる人が実は多い。
特に、新芽として伸びたものは切るのが可愛そう・・・。
植物を好きな方は、そう感じるのでしょうね。
しかし、本当に植物を長く楽しみたい。
元気な状態になるよう世話をしてあげたい、と思うのなら、
不要な枝、葉を取り除いていかなくてはいけません。
それが本来の「剪定」です。
■ ショウナンゴム アムステルダム 剪定前
先日の失敗例で紹介した品種、ショウナンゴム・アムステルダム。
これはしっかり育ってますよ。
突然の高温にも水切れをすることのないように、茂ってきた葉を適度に減らします。
■剪定前の枝先アップ
剪定をする前の状態。
このように、以前枝を止めた部分から、3本の細い枝が伸びています。
全体のバランスを見ながら、3本のうちの1本。
もしくは、2本を付け根付近から切ります。
■剪定後の枝先アップ
このように、根元から切ることで、幹に近い中心部に風と光が入るようになります。
混みすぎた部分を間引きするように枝を切っていくことで、
全体的に軽やかに、風通しのよい樹形になります。
■剪定後のショウナンゴム・アムステルダム
5月以降から9月ごろまで新芽は伸び続けます。
こういった軽い剪定は、毎月一回行なうと、コンパクトでまとまりの良い樹形が作れます。
つまり、新芽は常にチェックをし、不要な枝であると思われたらすぐに取り除いてください。
ポイントは、
・全体の葉のつき具合がバランスよく散らばっているか?
・下の方まで光がよく当たるように伸びすぎはカットしてあるか?
よく注意して、剪定にチャレンジしてみてください。
それでは。
こんにちは、片桐です。
5月になり日差しが強くなり、気温もぐんぐん上がり始めます。
こんな時は、植物も成長する季節。
それと同時に、失敗もしやすい時期になります。
■水不足で葉を落とした「ショウナンゴム・アムステルダム」
長年植物を触っている私たちでも、いまだに失敗はあります。
これは、葉がよく茂ってとてもボリュームのある「ショウナンゴム・アムステルダム」
今まではなんとも無かったのに、夏日のような高温がしばらく続いた後、
気がついたら、いつの間にかこんなに葉っぱを落としてしまっていました。
■水切れで葉を落としたショウナンゴム・アムステルダムのアップ
・・・立派だっただけに、これはショックです。
ショウナンゴム・アムステルダムは、ゴムのような雰囲気ではあるものの、
意外と水をよく吸うことがありました。
通常のショウナンゴムだと、割と水切れに強いイメージがあります。
が、葉が大きな分だけ水を欲しがるのですし、
葉を茂らせている分だけ、通常よりも水を欲しがる、これをしっかり覚えなくてはいけません。
反省です。
■高温と、日焼けで葉が痛んだ「ブラッサイヤ」
これは、しばらく部屋の中で置いていたブラッサイヤ。
部屋の中の明るさに慣れていたので、その状態に合った”葉”になっています。
ハウスの中に置いておいたところ、急な高温で換気が間に合わず・・・。
気がついた時には、このような状態になっていました。
これも、形の良い木だったので・・・・なおさらショックが大きい出来事でした。
■下の方で日焼けの被害が少ない葉
このように、気温が高くなり日差しが強くなる春は、植物も成長する季節でありながら、
管理に注意が必用な季節でもあります。
・一つは水切れを起こしやすいこと。
・もう一つは、太陽に当たりすぎて日焼けを起こしやすいこと。
クーラーが入る時期までは、ちょっと気をつけて植物のお手入れをされてください。
どうぞよろしくお願いします。
それでは。
こんにちは、片桐です。
5月17日にダゼリオさんの所にあるインジビサが、寒さであまり弱っていない・・・と書きました。
http://www.k-engei.com/blog/02/dazeriosedamu.html
思った以上に葉の痛みが少ないので、とても不思議でした。
■根づまり気味だった、インジビサ
これは、会社にある鉢に植えてあったインジビサです。
(つい最近、植え替えたばかり)
昨年の秋まではとても綺麗な色だったのですが、
冬の寒さを超えて、このように葉色が変色してしまっています。
■葉色の変わったインジビサのアップ
新芽が綺麗な色で伸びかけているので、余計に寒さで痛んだ部分との違いが目につきます。
造園仲間に聞いても、「仕方ないんじゃない?」といわれます。
でも、せっかくの綺麗な葉色をできれば長く楽しみたいですよね。
対策として考えられるのは、
1.冬は軒下などの霜をよけられる場所に移動する
2.冷たい北風が当たらないような建物の影や、垣根の横に置く
3.プランターの場合は、少し大きめの鉢に植えて、根を寒さから保護する
などでしょうか。
プランターの場合や、地植えの場合など条件はいろいろですが、
今年の冬に向けていろいろ対策を準備中です。
インジビサを上手に管理している所があれば、よろしければご紹介ください。
是非、研究したいです。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
このHPでのブログ数が200件を超えました!
皆様のおかげで、何とか続けてこられたのかな、と思います。
本当にありがとうございます。
200件記念と言う事で、今日は書きたい事を思い切って書いてみます。
園芸ネタの好きな方は、どうかおつき合いください。
そういえば、先日、大阪から中尾さんがおみえになり、ようやくプレゼントをお渡しする事ができました。
■プレゼント募集
http://www.k-engei.com/blog/03/purezent.html
中尾さん: 「こんなに大きかったんですね~。車に乗るかな?」
片桐: (・・・何とか乗せましょう!)
■助手席でシートベルトを締めた「青ワーネッキ」
無事にシートベルトできちんと固定する事ができました。
足元が動かないようにリュックサックを重石代わりにおけば完璧!
東海地区の観光もしながら・・・とのことで、雨の中お越しいただき本当にありがとうございました。
無事にお渡しできて・・・ホッとしました。
中尾さんといろいろお話した事で、
家の中に観葉植物を置いたら、なんだかモヤモヤしたものがスッキリしたそう。
鬼門(北東)の方向にパソコンの部屋があり、そこに植物を置いたのが良かったのかな?とのこと。
そういえば造園の時には、鬼門の方向に南天(ヒイラギナンテン)を植えると良いと聞きます。
お庭の無い場合は、家の中の鬼門の方向に植物を置くといいのかも!
又面白い発見でした。
そのような事をもっと積極的に取り組む方法に、「園芸療法」があります。
リハリビや、老人ホームで花壇など手入れをすることで、
そうでない人のグループに比べて病気にかかる率が少なくなる、というデーターもあるそうです。
・園芸療法の一部紹介
http://members.jcom.home.ne.jp/y.ko/ht-towa.htm
・園芸療法 WIKI
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%92%E8%8A%B8%E7%99%82%E6%B3%95
植物を置く事で何か良い効果があるのはもちろん、
育てる事や日常の世話などの作業を通じて得られる何か・・・も上手く言葉にできないのですが、きっとあるのだと思います。
例えば、こんな植物だと、育てるのがもっと楽しいでしょうね。
■ 5月初旬のサルビア「シロクマ君」
シルバーセージーといいます。
・参考HPhttp://www.engeinavi.jp/db/view/link/1128.html
昨年の秋に植え込んだ苗がこんなに大きくなりました。
■サルビア「シロクマ君」のアップ
新芽部分の毛なんか、ほんと動物の毛みたいな触感です。
これを見ると、ついつい触りたくなってしまいます。
こういう植物などがあると、園芸療法的にもっと効果があるのでは?
■ ヘリクリサム ペティオラレ
これは昔からある、葉に毛が生えたような植物。
写真のようなシルバー色と、ライム色の種類があります。
これも2年ほど花壇に植えたままになっている丈夫な植物です。
春になってだんだん枝が伸びてきたので、間引き剪定をして風通しをよくしています。
葉っぱに触れるたびにもぞもぞした触感があり、なんだか動物の世話をしている気分になりますね。
サルビア「シロクマ君」はいつも売っている商品ではないようですが、
こちらのヘリクリサムは定番の苗なので、販売店にはたいてい置いてあると思います。
外に飾る場所があるところなら、こんな植物を一つ飼ってみてはいかがでしょうか。
それでは、又です。
皆さん、こんにちは。片桐です。
春は新緑の美しい季節。
落葉樹の方が明るい葉色の事が多く、綺麗なお庭をみると必ず落葉樹が入っています。
その中でも一際明るい葉色で目立つのがこの木。
■ニセアカシア ”フリージア”
マメ科の植物で、成長がとても早い植物です。
マメ科というと、先日紹介した「エニシダ」もそうえばマメ科。
http://www.k-engei.com/blog/02/enisida210503.html
エニシダは、樹高2~4mですが、
こちらは剪定をしないとあっという間に6~7mぐらいに伸びてしまいます。
■ニセアカシア”フリージア”の先端部分
洋風の家が増えてきたので、この明るい葉色はとてもよく似合います。
成長が早いと言う事で、他の木と寄せて使うよりも、
シンボルツリーとして単独で植えるのをおすすめします。
■ニセアカシア”フリージア”のアップ
丸い葉がマメ科の特徴として分かりやすい木です。
アカシア(ネムノキ)という名前の木もあります。
ミモザ・アカシアなども有名ですね。
どちらかといえば、このニセアカシアの方が日本には早く入ってきたようですが、
何故かこちらの木にニセアカシアという名前がついてしまっています。
建築設計士の方がたまたま打ち合わせで現場に来てみえていました。
この木が気になるようで、名前や性質などいろいろ聞かれました。
とにかく目立つ木ですので、飲食店などのお店などでもいいシンボルツリーになるでしょう。
ここぞ、という場所に使ってみてください。
それでは。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】