こんにちは、片桐です。
観葉植物がこの暖かさで成長を始めています。
ここで僕らはすぐに剪定をします。
剪定=「枝を切る」事に抵抗を感じる人が実は多い。
特に、新芽として伸びたものは切るのが可愛そう・・・。
植物を好きな方は、そう感じるのでしょうね。
しかし、本当に植物を長く楽しみたい。
元気な状態になるよう世話をしてあげたい、と思うのなら、
不要な枝、葉を取り除いていかなくてはいけません。
それが本来の「剪定」です。
■ ショウナンゴム アムステルダム 剪定前
先日の失敗例で紹介した品種、ショウナンゴム・アムステルダム。
これはしっかり育ってますよ。
突然の高温にも水切れをすることのないように、茂ってきた葉を適度に減らします。
■剪定前の枝先アップ
剪定をする前の状態。
このように、以前枝を止めた部分から、3本の細い枝が伸びています。
全体のバランスを見ながら、3本のうちの1本。
もしくは、2本を付け根付近から切ります。
■剪定後の枝先アップ
このように、根元から切ることで、幹に近い中心部に風と光が入るようになります。
混みすぎた部分を間引きするように枝を切っていくことで、
全体的に軽やかに、風通しのよい樹形になります。
■剪定後のショウナンゴム・アムステルダム
5月以降から9月ごろまで新芽は伸び続けます。
こういった軽い剪定は、毎月一回行なうと、コンパクトでまとまりの良い樹形が作れます。
つまり、新芽は常にチェックをし、不要な枝であると思われたらすぐに取り除いてください。
ポイントは、
・全体の葉のつき具合がバランスよく散らばっているか?
・下の方まで光がよく当たるように伸びすぎはカットしてあるか?
よく注意して、剪定にチャレンジしてみてください。
それでは。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】