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2009年3月のブログ一覧

2009年03月07日 【観葉植物について】

こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の置き場所について、どこに置いたらいいの?とよく聞かれます。

 

例えば、「窓の近く」をよく観察してみましょう。

人の目には同じように見える場所でも、よ~く観察すると意外と違いがあるのに気が付きます。

それが分ってくると、生育に適した場所、あまり適さない場所の区別がつくようになりますよ。 

 コツが覚えて、植物名人を目指しましょう。

 

 

 

・例えば、大きな窓の近くの場合

 窓2枚分(約180cm)

 

光が多く入る為、条件としてはとても良い場所といえます。

逆にいえば、明るすぎる時もあります。

このようにブラインドなどで適度に遮光すると植物がとても喜ぶ環境になります。

 

 

 

・窓がそれほど大きくない部屋の場合 

窓一枚分(約90cm)

 

 上の写真の部屋の場合、窓は比較的限られています。

電気をつけて撮影しているので、割と明るく見えますが、

窓枠から外れた場所は意外に光が当たっていない事が多いのです。

次の写真を見ると、かなりはっきりしているので、

よく分ると思います。 

 こういう場所では、だんだん植物が光合成ができなくて、

弱っていく・・・可能性があります。

 

 

 

・窓がとても小さな場合 

約50cmほどで、しかも他に光の入る窓がない部屋

 

 この写真のように、窓がかなり小さな場合、

ほとんどの場所が、生育に適する光量が無い、と言わざるをえません。

もちろん、窓の真ん前に置く、という手はあります。

しかし、唯一の窓を植物でふさぐと、

さらに部屋の中が暗くなるため、一般的には窓から外して置くことになります。

その場合、ほとんど太陽の光が当たらない状況になるため、

植物は光合成が弱くなり、だんだん葉を落としたり、色が薄くなったり軟弱になります。

短くて1ヶ月、長くて3ヶ月ほどで、痛む事にもなりかねません。

 

こういった場所は、植物を育てるには適さない部屋といえます。

 

 

人の目には最後の写真もわりと明るく見えます。

きちんとチェックをしないと、なかなか気づかないものです。

又、簡単なチェックの仕方も載せますので、よろしければ参考にしてください。

それでは。

 

 

 

 
2009年03月06日 【観葉植物について】

 こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。

植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。

 

観葉植物を買われた人からよく聞かれる質問が、

「光に当てた方が良いと言われたから、外に出しておいたら、弱ってしまった」

・・・そうですか~、

・・・いつの話ですか?と聞くと、

「夏と冬」が多い。

 

夏は太陽の光が強すぎて、真昼の直射日光があたると、葉焼けを起こして痛んでしまいます。

又、冬は、気温が低い事が多いので、屋外に出しっぱなしにしておいて、室内に戻し忘れて・・・一日で葉が真っ黒に枯れてしまう事も。

 

何事も極端になる可能性のある場合は、避けるべきです。

どんな具合がいいのでしょうか?

 

前提としては、

「植物は光合成をして、栄養を作るので、太陽の光はとても良い」

のですが、

「強すぎる光は、温度が高くなり痛みやすい」

のです。

 

例えば、観葉植物が好きな熱帯地方のイメージを思い浮かべてください。

蒸し蒸しと湿度が高く、ジャングルの中は湿気に溢れています。

背の高い木が多いしげり、直射日光は当たらないが、日本の森林のような暗さはない。

こんな場所が多くの観葉植物が過しやすい環境のイメージ。

植物園を訪れると、このような環境モデルを再現している場所が多いと思われます。

 

ただ、そんな理想の場所は、なかなか家庭や職場では作る事ができません。

あくまでも、最適な環境のイメージは持ちつつも、

今の場所の中で、良いと思われる所、悪いと思われる所をチェックしていきます。

 

 

 

■パキラ

 

例えば、このパキラが置いてある場所を観察してみましょう。

建物の南側に大きな窓があり、太陽がたっぷり入ります。

そのままだと日焼けを起こしやすいのですが、ブラインドがある為、光が適度に遮断されて入ってきます。

壁は明るい白色で、光を反射し、回り込む効果があります。

このような場所は植物が喜んでくれる場所といえます。

 

一般的に、

・南側の窓ガラス越しは、温度が高くなりやすく注意

・北側・東側の窓ガラス越しは、適度な明るさで安心

・西側の窓ガラス越しは、夏の気温の高い夕方に痛みやすく注意

といえます。

 

この環境に加え、

・部屋を閉め切っているか?

・通風がよく、高温にはならない場所か?

・エアコンが良く効いていて、気温は一定を保っている?

・ブラインドや、レースがあり、適度な遮断効果があるか?

等も影響を与える要素になります。

 

植物が好む場所・・・快適ゾーンイメージモデルを想像できれば、それに近い環境づくりができます。

又、それは、割と人間も居心地が良いな~と感じる場所でもあります。

植物を育てるのが上手になってくると、人に対する気遣いも上手になってくると・・・感じます。

気をつかいすぎて疲れてしまうのではなく、

良い環境作りを心がける事で、活き活きとしたグリーンを楽しむ、

そんな気楽な気持ちで、もう一度眺めてみてください。

 

その場所に応じた適切なメンテナンスを行うことで、

活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

 

家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。

グリーンライフ・コンサルタント  
片桐健二

 
2009年03月03日 【観葉植物について】

 こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。

植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。

 

 

まず、緑を部屋の中に取り入れようと思う時、

観葉植物を買ってくるのが一番早い方法だと思います。

 

しかし、「育てるのが難しいから・・・自分には無理だ」という方がとても多い。

 

このサイトでも、育て方の記事を何度か書いていると、

水やりについて質問も受けます。

 

やはり、一番多い質問が、

「あげすぎると根腐れするのでは?」

ということ。

 

例えば、この記事の写真のように水をあげると、そう心配してくださる方が。

水で鉢の中が一杯に!

 

 

(一度にたくさん水をかける)行為自体には、何も問題はありません!

”根腐れする”、という言葉のイメージから、”水を多くかける行為”が悪いものだと誤解をまねいていますが、その行為自体には全く問題ありません。

 

というよりも、正しい水のかけ方として、”水をあげる時には、このようにたくさんかけてください!”

とお願いしています。

 

 

え~??

たくさん水はかけるのが正しいやり方??

と、混乱される方もいらっしゃると思います。

 

言葉だけで全てを伝えようと思うと、大変長くなる恐れがあるので、簡潔に結論だけ書きます。

 

観葉植物の育て方 プロの上手な水やりのコツとは?

●土がきちんと乾くまで水やりはしない(頻度のコツ)

●水をかける時はたっぷりかける(量のコツ)

●鉢の底から流れ出るのを確認する(量のコツ)

●一度鉢の下から流れ出た後、2,3分してから、もう一度、鉢の中の土全体に染み渡るように、たっぷり水をかける(2度目は量が前より減るはずです)・・・(量のコツ)

●お皿やプランターで水が貯まってしまう場合は、容器の中にある水を捨てる(管理のコツ)

●水をかける頻度は、定期的(週に一度がお奨め)にする(頻度のコツ)

●水の吸い上げ量が大きい植物(アレカヤシ、フェニックスなど)は、腰水方式で、4,5cmほど貯めても良し(量のコツ)

 

そこで、今回のよくある質問について・・・考えてみると、

「水はたっぷりかける方が良いが、

長い間、水が貯まりっぱなしの状態だと根腐れを起こすので避ける」

というのが、答えになります。

 

そして、適正な水の量はいくらになるか?というと、

・水をかける頻度

・季節(春・夏・秋・冬)

・植物の大きさ

・植物の元気さ

・培養土の素材

・植え込んでからの年数

が変動値となり、量が導きだされます。

 

プロは、毎日毎日の経験の量が圧倒的に多いのと、

植物に関する基礎知識、生理的知識、土壌の物理知識、などを組み合わせて、

植物を元気にする最適の水のやり方(量)・・・・の仮説力が圧倒的に高いのです。

 

活き活きとしたグリーンが部屋の中にあると、本当に気持ちがいいものです。

これは造花には絶対真似のできない世界。

生きている植物・・・はどんなに小さくても”生命”なのだな、と感じます。

 

マネキンが何十体と置いてある部屋と、

学生の頃、クラスメートがいる教室を思いだして比べてみると分かると思います。

(人の好き嫌いは別として・・・)

 

暮らしの中に、”生命”があると、ホットする、安心する、やすらぐ、落ち着く・・・など様々な心の変化がおこります。

 

その場所に応じた適切なメンテナンスサービスを行うことで、

活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

 

家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。

グリーンライフ・コンサルタント  
片桐健二

 

 

 

 

 
2009年03月02日 【ガーデニングの仕事中】

こんにちは、片桐です。

水やり作業を簡単にしてくれる「自動給水器」

最近、お客様の所で、その自動給水器にトラブルがありました。

 

 

 

 

 ここは、途中からメンテナンスを行うようになったお客様で、

前の業者が機械をセットしています。

こういった場所は正直管理が難しい。

 

 

 

水が出なくなっている・・・とのことで、

おそらく電池では?と思い調べた所、案の定、乾電池からトラブルが起きていました。

 

 

 

電池を替えても機械は動きません。

もしや・・・と思うと、ボックスの中も錆びてしまっています。

以前トラブルのあった時も、この位置が錆びていたようです。

同じ位置が錆びているのはたまたまなのか・・・。

 

原因としては、電池が液漏れしたから錆びたのか?

もしくはどこかから水分が入り込み、乾電池を錆びさせたのか?

はっきりした事はわかりません。

 

こういった場合の対策方法としては、

・機械を設置した日を記入しておくこと

・ある期間を決めて、電池を交換すること。

・電池を交換した日にちをどこかに記録しておき、その時の様子もチェックすること。

・チェックシートを機械の近くに保存しておき、いつでも見る事ができるようにしておくこと。

 

電池が切れているのに気が付かないと、完全に水枯れを起こしてしまいます。

機械は本当に便利ですが、

植物の様子も常々チェックするように気を配ることも、管理の上で大切な事ですね。

 

 

 

 

 

 
2009年03月01日 【その他、エトセトラ】

2月28日 岐阜市にて栗城(クリキ)さんの講演会が開催。

 

以前、東京で少しお話を聞いたり、テレビで見たり等、

栗城さんが若くして無酸素単独登頂をいくつも成し遂げている事を知っていました。

実際に近くでお会いする良い機会だと思い、急な話でしたが参加することに。

 

 

 

100~150人ほどの規模かな、と勝手な思い込みとは反対に、

500人が入れるホールがほぼ満員状態。

 

 

 

お手伝いをしているのは、ボランティアスタッフでしょうね。

昔、映画の上映会や、環境問題の講演会でよくお手伝いしていた事を思い出します。

スタッフの方は明るく、屈託のない笑顔で迎えてくれます。

こういう雰囲気は嬉しいですね。

 

 

 

 

カメラが古くて、多少画像に汚れがあります・・・すみません。

(名機?:ファインピックスF10)

慎重は162cmとのこと。世界で一番小さな登山者ではないか、

とご自身で仰っる栗城史多(クリキ ノブカズ)さん。

■オフィシャル HP

6000m級の山をいくつも制覇し、エベレスト対策に8000m級のチョ・オユーも単独無酸素で登頂に成功。

どんな強靱な体をしているのか・・・と思うと、実に小柄な普通の男性。

実際にトレーングジムで計測すると、肺活量は人並みで、脚力は一般男性以下の力だと判明した、など・・・信じられないお話。

人並みでどうしてそんな凄い事ができるのか、不思議です。

 

 

 

8000m級の山に、単独無酸素で登頂する・・・と聞くと、

あの人「ラインホルト・メスナー」さんを思い出します。

ガイアシンフォニー、というドキュメンタリー映画に登場し、

無酸素で山に上る時の話が紹介されています。

 

 

 

ラインホルト・メスナーさん

「私は山を征服したいのではありません。登れるということを証明したいのでもない。ただひたすら、私は自分を知りたかったのです。この有限の肉体をもった裸の私が、生命の存在を許さぬ地の地帯で、どこまで命の可能性を広げる事ができるのかを知りたかったのです。だから、大きな組織や科学技術の助けを借りて山に登ることは、私にとって意味がなかったのです」

「スピリット(霊性)、マインド(知性)、ボディー(肉体)の調和こそ、人間本来の姿である」

と書いています。

7500mを超える世界は、デスゾーンといい、眠る事はすなわち死を意味します。

マイナス30度近くにもなる寒さの中、3日間近く眠ることもできず、高山病で頭痛に苦しみながらの登頂。

何の為にそんな苦しい思いをするのか?

僕には正直分かりません。

 

一般の人に限りなく近い栗城さんのお話は、そんな疑問に答えてくれるのではないか、と感じさせました。

 

 

栗城さんはいつもビデオカメラを持っていき、登る途中の様子を撮影しながらの登山。

単独でどうやって??

と思うと、実に単純な話。

三脚で固定したカメラの前を登り、ある程度進んだら引き返してカメラを取りに戻る!

プロの登山家から(山をナメテイル)と怒られそうな事を栗城さんはしています。

ちょっと変わっている・・・と素直に思います。

でも、そういうのは嫌いじゃないです。

 

 

 

お話の中に、自分でも使えそうなヒントはたくさんありました。

執着はダメ・・・すれすれの所でも無理だと判断したら下山をする。命があれば再度挑戦すればいい。

山に登る事が名誉や、お金の為なら無理をしても・・・と思うのだろうけど、栗城さんにそんな執念は無いように思える。

偶然が重なり山に登る事になった栗城さん。

目標を決めて挑戦をするが、状況を判断し、あっさり断念する事もできる。

ナチュラルパワーを感じます。

自分たちの毎日の中で、目標をもって、勇気を出して挑戦し続ければ、栗城さんのように、いつか8000m級の山に登るような事も成し遂げられるかもしれない。

そんな希望を感じる事ができるお話でした。

 

最後に、山に挑戦する前に、必ずお墓参りに行く・・・とのお話。

自分一人で生きているのではない、大きなつながりの中で生きている事を忘れない栗城さん。

そんな栗城さんだから、生と死が隣り合わせの極限状態の中から屈託のない笑顔でスキーをしながら帰ってこられるのだろうか。

これからも応援してます。

頑張ってください・・・が、無理はしないように(笑)

貴重なお話、ありがとうございました。

主催者・スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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