このページではJavaScriptを使用しています。

園芸ブログ

HOME > 園芸ブログ > ガーデニングの仕事中 > 貝塚の古い垣根にありがちな事

ガーデニングの仕事中

貝塚の古い垣根にありがちな事

2008年08月24日 【ガーデニングの仕事中】

貝塚という庭木は昔からよく使われています。

丈夫で虫も付きにくい、

目隠しになる、

値段も手ごろ。

 

貝塚は針葉樹で、細かい針のような形の葉が集まってできています。

通常の葉っぱと違って、中までぎっしり詰まっています。

 

ある工場で、他の業者さんが剪定した貝塚の垣根。

年数がだいぶたっているようで、かなり大きくなっています。

 

 

 

針葉樹タイプは、綺麗に刈り込もうとすると、かなり技術がいります。

並んだ木を同じ形にそろえるのが難しいのです。

密度が高いので、ヘッジトリマー等の機械を使っても使い方のコツがいります。

 

この端の3本だけ、フェンス部分まで残っていて、

社長さんがどうも気になるので見てくれないかとのお話。

ずらっと並んだ部分で、確かに端だけ下まで伸びているのは何で??という気がします。

確かにフェンスがあって機械が使いにくいのは間違いない。

剪定ハサミで切るしかありません。

 

 

緑色は本来濃くて、やわらかい緑なのですが、

貝塚は剪定をしすぎると、薄い青色の尖った針のような葉が出てくることがあります。

これは、触るとちょっと痛いぐらいです。

 

 

古い垣根によくありがちで、

剪定にコツはいるし、作業は思ったより手間がかかるし、

あまり大きくしてしまうと、貝塚は手間のかかる木になってしまいます。

早いうちから枝先を軽く剪定して、

芽を細かく出させておくと、太い枝になりにくく、

その後の剪定作業も楽になり、形も整えやすくなります。

 

 

上部を全て揃えるのは作業も大変だし、時間もかかってしまいます。

綺麗に見せるコツは、どこかの部分を揃えること。

この場合、下の刈り込みの高さを揃えると綺麗に見えると思います。

 

どうやったら綺麗に見えるか、そして作業も楽に早くできるか?

グリーンを維持するメリットを最大化して、コストは最低限にする方法。

いつもそんな事が気になります。

 

上手く管理すれば、貝塚は虫の害も少なく、成長もそれほど早くなく、とっても無難な緑化樹種といえます。

あまり綺麗に刈り込み過ぎずに、柔らかな凹凸を残しながら剪定する方法がお勧めです。

 

 
ページトップへ  
 
対応エリア

片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。

【岐阜県】
岐阜市、岐南町、各務原市、笠松町、羽島市、川島町、柳津町、北方町、関市、瑞穂市
【愛知県】
江南市、一宮市、扶桑町、大口町、小牧市、犬山市
岐阜の観葉植物レンタル 株式会社 片桐園芸
〒501-6031
岐阜県羽島郡笠松町米野342-1
TEL:058-387-0454
【電話受付時間】 9:00~17:00 (土日・祝除く)
 
 
Copyright © 2008 岐阜の観葉植物レンタル 片桐園芸 All Rights Reserved.
岐阜の観葉植物レンタル、岐阜でグリーンレンタルをお探しの方は商品数NO.1の片桐園芸にお任せ下さい!