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ガーデニングの仕事中

梅の枝の剪定実習

2008年11月24日 【ガーデニングの仕事中】

 皆様、こんばんは。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

先日、羽島市のお客様でお庭の剪定をご依頼いただきました。

家を新築された時、一部の樹木を植え込みさせていただいたご縁で、今ある庭の手入れも誰か探していたとのお話し。

仕事量としては松、五葉松が一本づつで職人が一人一日と、半日の補助があれば大丈夫。

ゴミ処分も含めて、35000円ほどの予算でオッケーとの事でした。

 

 

こちらも初めて剪定を担当するお庭になります。

松はある程度手入れされているようですが、半分から上は横枝が少なく、芽がほとんど上に立っている状態。

横の芽を取ってしまったかのようで、どうしてなのか??

 

反対に右側にある梅の木はかなり茂って大きくなっていて、

庭のバランスを考えるとかなり偏った状態に感じます。

 

 

 

梅の枝を前に剪定の仕方を検討中の本間さん。

ここ最近は松を中心に何件か手伝ってもらいましたので、松の手入れについてはかなり上達されました。

 今度は梅。

梅の木は枝の伸びがかなり速く、樹形が作りにくい木の一つ。

剪定の仕方も人それぞれの特徴があります。

本間さんに一度手入れをしてもらって、その切り方を見て、(ここのお客様の希望される手入れ方法)のポイントを伝えていきます。

その現場ごとに手入れの仕方を少しづつ変えていくのがサービスの一つだと思いっています。

庭はお客様のものであって、私たち職人の腕を競う場所ではないはず。

職人さんも素直な人でないと、うちでは手伝いをお願いしません。

仕事を請ける量が少なくなっても、これだけは拘っていきたいところです。

 

 

 

ここでは梅の枝の一部分を例に「剪定の仕方」を紹介しますね。

伸びが激しい種類の木は必然的に「枝が込み合った状態」になっています。

面倒になるといきなり太い枝からノコギリで切り落とすか、

全ての枝の先端部分を刈り込みバサミで切る・・・ことになりやすいものです。

 

たくさんある枝を一度に綺麗にしようと思わずに、

ケヤキの剪定の時と同じく、基本に戻って、一つの枝の小さな固まりから一つ一つ剪定していきます。

空に向かって垂直に立っている「立ち枝」はほとんどの場合幹から切り取っていい枝です。

真下に向いている枝や、幹の中心方向に向かって伸びる「逆さ枝」も取り除いていい不要枝です。

それれをまずは切ることで、大きな固まりの姿が見えてきます。

 

 

全体を見ると面倒になる事も、このように一部分の固まりを見る。

さらに、一つ一つの枝先に伸びている部分を見ることで、だんだんと不要な枝が見えてきます。

その中で、太い枝から順番に付け根から切り取ります。

 

 

立ち枝を切るだけで、随分スッキリとしてきます。

これからは全体のバランスを見ながら、細い枝の先端を切ったり、もう少し幹から切り取ったりと微調整を行ないます。

 

 

一つの枝ができると、そこから広げていって、ついには全体の枝が剪定できることになります。

慣れてくると、手前の枝を切りながら、全体の姿を同時にイメージして剪定することができます。

それが進んでいくと、「玄関付近から見た時の姿」などと高度に変化させたイメージもできるようになってきます。

何事も経験の積み重ね・・・が一番大切ですね~。

 

 

 

逆光の為随分見難い写真になってしまいました。

以前に比べて随分スッキリしてきました。

 

松の剪定については、後日アップしますね。

 

 

 

 

 
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