こんにちは、片桐です。
先日のプレゼントは、厳正な抽選の結果、
なんと大阪のN様・・・大当たりです。
どうやって運びましょうか??
又相談させてください。
とにかく・・・おめでとうございました~!
さて、先日行なわれた、エリエス・ブック コンサルティングさんのセミナーで、講師の土井さんから、
「なぜ、あなたは今の仕事をしているのですか?」
という問いかけがありました。
なぜ・・・?
当たり前すぎて、深く考えた事もありません。
当たり前の理由は、簡単です。
家業が貸し植木・造園の仕事をしていたからです。
でも、それだけでは今、自分が緑の仕事に対して異常なほどの情熱をかたむける理由が自分でもわかりません。
「緑を通じて、多くの人の喜びを届けたい」
・・・思いつく言葉を綺麗に並べてみても、その一瞬はこれだ!と思うものの、
いつの間にか、忘れてしまっていました。
何故なんだろう・・・頭の片隅にずっとその言葉が残っていました。
こんな時は、自分の頭の透視図をイメージしながら、その斜め後ろの方に、「なぜ・・・」という言葉・イメージを貼り付けておきます。
すると、植木の手入れや、造園作業をしている時に、その言葉からリンクするかのように、ふっとイメージが浮かんくるのです。
今日思い出した話は、倒産しかけた会社を再生させた社長さんのお話です。
僕が仕事を引き継いでしばらくした頃、
植物に対する経験が浅い為、仕事に自信が持てなかった時に勇気をもらったエピソードです。
ある倒産しかけた会社の再生の為、ある人物が社長として赴任しました。
会社や工場の周辺を見て歩き、部下に次の指示をしました。
・会社の玄関を綺麗に作り直すこと
・会社や工場の周りの空き地に木を植えて、全員に世話をさせること
倒産しかけて、自信を失っていた社員達に、これから会社は変わっていくんだ!とはっきり自覚させる為に、会社の顔である玄関が、今のままではいけないと感じたのです。
そして、木を植えて世話をさせる事。
一見すると、仕事に取り組む時間を今よりももっと増やす事が先決です。
わざわざ世話をして、どうしてこんな手間をかけるのか?と皆不思議に思いながらも、しぶしぶ水をやったり、肥料をあげたりしていました。
実は、庭木という言葉を返す事のできない相手を世話する事で、お客様に何か言われる前に、して欲しい事や、望んでいる事を感じ取る「心遣い」を学ばせる事ができるのです。
仕事に対する指示以外にも、そのような様々な心遣いがあり、
潰れかけていた会社の業績は見事に上向き、
見事に再建を果たす事ができました。
ある新聞の片隅に見つけたその記事により、
植物を扱う難しさに苦しんでいた自分は、大変勇気づけられました。
この仕事を続けていく事で、もしかしたら、いろいろな会社の業績を伸ばす秘訣が見つかるかもしれない!
・・・と。
その秘訣が見つかったかどうかは、はっきりと答える事はできません。
しかし、植物を元気にしたい、といつも願い続けてきた事で、
逆に自分の心や体が元気をもらってきたのは、確かな事です。
植物を育てたり、飾ったり、お庭を造ったりする仕事も大切な事ですが、
そんな自分にしか感じられない、植物から学んだ事を伝えていく事も、
自分の役割の一つではないか、と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、又。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
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