こんにちは、片桐です。
梅雨の合間のお日様は気持ちいいですね~。
仕事が楽しい季節です。
観葉植物で人気のアレカヤシ。
南国風のそのポピュラーな樹形はどんな場所でも合いそうです。
といっても、効果的に配置するのには実はセオリーがあります。
設置事例から少しご紹介したいと思います。
■ウェルサンピア岐阜 様にて設置の「アレカヤシ」
ホテルのロビーなどの広い空間は、アレカヤシがもっとも似合う空間です。
広がる樹形が伸び伸びとしている姿は、爽やかさを感じます。
この場所では、大きめのプランターを用意し、株元にはつる性の「エレンダニカ」を合わせています。
ロビーに訪れた人を、(日常とは違う空間に来たのだ)、と無意識に感じさせる効果があります。
■アレカヤシを陶器鉢に入れた場合
反対にこちらは一鉢で飾る時のパターンです。
上方に伸び上がる樹形には、少し大きめの鉢が良く似合います。
白い色はラインが見にくく本来の形より大きく見える効果があるといいます。
丸く白いそのラインと、アレカヤシの緑葉のラインがとても綺麗な組み合わせです。
ここでは、ホテルというフォーマルな空間を演出する為に、大きめのプランターを使い、(安定感)をイメージさせています。
■あまり似合わない参考例・・・「斑入りベンジャミナ」とアイボリーの壁
最後にあまりよくない組み合わせの例を参考にご紹介します。
斑入りベンジャミナ・・・葉色が淡い緑色で、涼しげな雰囲気の観葉植物。
単体で見るととてもいい感じです。
ところが、いざ設置してみると、あまりパッとしません。
どうしてでしょうか??
壁がアイボリーなどの明るい色の場所では、優しい淡い葉色が同系色となってしまい、浮き上がらなくなってしまうのです。
日常の空間で、身近に見る機会の多い場所ならそれほど気にはなりません。
が、ホテルなどの広い空間では、遠くから目に入る事が多いもの。
パッと目に入らないのであれば、効果的であるとはいえません。
こういった優しい葉色のグリーンは、後ろが黒っぽい色や、反対の白色などの場所がよく似合います。
窓ガラスごしで、空の青色などがバックにある場所でもいいですね。
このように、いろいろな場所に飾ってあるグリーンを参考に、素敵なグリーンライフを演出してください。
それでは。
グリーンライフのコンサルティング
株式会社 片桐園芸
片桐健二
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】