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ガーデニングの仕事中

クスノキのプランターの生育が良くない場合

2009年09月03日 【ガーデニングの仕事中】

皆さん こんにちは、片桐です。

昼から雨が降るかも?という予報で、以外に蒸し暑い日になりました。

 

さて、以前植え込みをしたクスノキのプランター。2本並べておいてあるのに、片方だけ生育がよくありません。

 

 

 

■2本並べた、クスノキのプランター

 

もう2、3年近く経ったでしょうか。以前は葉が茂っていましたが、徐々に根詰まりを起こしているようです。

それにしても、右と左で葉の色が極端に違いますね。

 

 

 

 

■生育不良気味の左側のクスノキ

 

葉色が黄色くなり、葉の数も右と比べると少なくなっています。

 

 

 

■生育が順調な右側のクスノキ

 

こちらは、葉の色も濃く、適度な茂り具合で調子は良いようです。

さて、右と左のクスノキは何故成長具合が違うのでしょうか? 

原因は上ではなく、下の部分。

根の状態にあります。 

 

 

 

■生育不良のクスノキのプランター

 

思ったような生育をしていないクスノキ。プランターの状態を確認すると、周りを壁にかこまれているのが分かります。

又、エアコンの室外機があり、夏場はかなり高温になっていました。

主に植物の根は、外へ外へと伸びていきます。

一般的に鉢の周囲を覆うように、根がビッシリとはっています。

根鉢と呼ばれるゆえんですね。

この鉢にくっついた根が、外気の高温に接するとどうなるでしょうか?

本来は、土の中にあるはずの根は、弱ってしまいます。

これが原因です。

 

 

 

 

■生育の良いクスノキのプランターの様子

 

生育が順調なクスノキを見てみると、壁は一部にあるのみで、空気が流れるようになっています。

又、エアコンの室外機もありません。

それ以外に、太陽の当たり具合もほぼ同じ。

水やりもほぼ同じ。

鉢の大きさもほぼ同じ。

それなのに、生育はこのように差がでるものなのです。

 

 

 

解決方法は、まずは鉢の周囲を何かで覆うこと。

根を高温にさらさないようにする事が一番良い方法です。

本来の生育環境を考慮に入れて、それに近づく改善をすることが、植物を元気に育てるコツ。

園芸に関わってもうすぐ17年近くなりますが、やればやるほど面白くなってきますね。

それでは。

 

 
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