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観葉植物についてのブログ一覧

2009年04月11日 【貸し植木の仕事中貸し植木の仕事中】

 こんにちは、片桐健二です。

 

前回は大きな植物の紹介したので↓

http://www.k-engei.com/blog/01a/ueki-syurui.html

 

今回は中鉢サイズの植物をご紹介。

高さ約100cm前後の大きさになります。

 

 

 

■サンデリアーナ

 

細長く明るい黄緑色の笹のような形をした葉の観葉植物。

ほっそりした姿が特徴的です。

成長すると上に上にと伸びていきます。

寒さにはあまり強くありません。

水は普通・・・一週間に1度、500ml程度を目安にあげてください。

 

 

 

■パキラ

 

そうえいば、前回は大鉢サイズで紹介しましたね。

小鉢のパキラも可愛らしくて人気があります。

鉢が小さな分、葉の大きさも小さくなっています。

水切れには強いので、どこでも安心して飾れます。

 

丈夫だ・・・というと、パキラを枯らした事のある人と遭遇。

ほとんどの場合は、水が多すぎて根腐れの事が多い。

水をあまり吸わなくても良いので、土が乾ききらないうちに又水をかけてしまうのが原因です。

パキラの場合は、土がカラカラになっても2,3日我慢してから水をあげてください。

ホント、水やりが少なくても平気な木です。

 

 

 

■モンステラ

 

少し他の木が多くて、見ずらくてすみません。

モンステラも言わずと知れた人気のあるグリーンです。

一枚の葉が大きく、成長すると自然と割れて不思議な形になります。

オシャレなプランターに入れて楽しむ人が多いですね。

 

空気中に根を出す姿が面白い。

こういったつる性の植物は水管理は大目にしても大丈夫。

根腐れしにくく、冬よりも夏に強い植物ですね。

 

 

■ヒメモンステラ

 

こちらはモンステラの縮小バージョン。

既に割れがほとんどの葉で入っています。

一枚の葉がモンステラに比べると小さく、

茎の伸びも低くなっています。

 

あまり高さを大きくしたくない場合は、こちらのミニチュアバージョンも面白いです。

 

 

 

■ペペロミア 

 

個人的にとっても気に入っているペペロミアの一種。

葉に深くミゾ?が入り、いかにも渋めな印象を見た者に与えます。

これが好きな人は、玄人さんだな・・・と一人で勝手に想像しています。

 

性質は丈夫な方で、特に気をつける事もありません。

人のいる事の多い部屋などでしたら、かなり長持ちします。

 

知り合いの喫茶店の人に小鉢のペペロミアを献血の粗品であげたら、6年ぐらい経ってもまだ元気に置いてあるぐらいです。

さすがに支柱を少し挿して、枝を何本か留めておきました。

 

このタイプを店頭で見かけると嬉しくてついつい買ってしまいます・・・。

これも園芸バカの特徴の一つですね。

皆さんはそうならないようにお気をつけください。

それでは、又です。

 

 

 

 
2009年04月10日 【ガーデニングの仕事中ガーデニングの仕事中】

 こんにちは、片桐です。

 

最近、急に暑くなってきましたね。

温室の温度も急上昇。

朝から大慌てでする作業がビニールめくり。

温度が上がり過ぎないように・・・。

 

 

 

 

■朝9時・・・既に35度!!

 

夜はまだ寒い時もあるので、完全にはビニールを外せません。

しばらくの間は手動換気装置で頑張ります!

 

 

 

 

■ツバキ ナイトライダー

 

ニュージーランドで品種改良された珍しいツバキです。

花色が濃厚な赤黒色。

苗を手に入れてからずっと花が咲かなかったのに、

ここ最近はこんなに花いっぱいに。

 

 

 

最初の頃は花が咲かないので、失敗したな~・・・と思っていました。

ここ2,3年はこの時期になるとやっぱり買って良かったな~と嬉しくなります。

これはもう只の園芸バカというやつでしょうか。

 

花がいっぱい咲いているのを見ると、

(今年もよく頑張ったな・・・)と心の中で話しかけます。

今年はそろそろ植え替えしようかな。

それでは、又。

 

 

 
2009年04月07日 【貸し植木の仕事中貸し植木の仕事中】

 こんにちは、片桐健二です。

 

春・・・人にとっても、植物にとっても過ごしやすい季節ですね。

部屋の中は空調が整備されていて、特に観葉植物について気にする事も少ないのですが、

春、この季節に特に気をつけたいこと等も合わせながら、

岐阜にあるお店・美容院・会社などで活躍している観葉植物をさらっと紹介したいと思います。

 

 

 

■ベンジャミナ

少し光沢のある葉が活力を感じさせますね。僕も好きな観葉植物の一つです。

光を好みますので、あまり長く部屋の中に置いておくと、光を受けにくい部分からだんだん葉を落としていきます。

適度に光のある場所に置くか、窓際なら光の当たる向きを半月毎に回転させてください。

葉がよく茂っているので、目隠し、パーテーション等の仕切りにも使えます。

水と肥料を上げるとどんどん葉を茂らせますし、水切れに強いので、普通より少なめの水管理で姿を維持するのも良い方法です。

 

 

 

 ■サフレリア

大きな葉が特徴的な、最近人気の高い観葉植物です。

洋服売り場や、美容院など、オシャレな人が来る場所を演出する時によく選ばれます。

こういった植物を選んだ時には、器・・・プランターにも一工夫するとさらに効果的です。

 

この植物も光を好みます。水は普通・・・週に1度、1リットル程度で様子をみます。

 

 

 

■ヒロバ ドラセナ

本来の姿からはかなり葉を少なくした状態の姿です。

この方がオシャレ・・・とお客様が気に入ってくれる事の多い、不思議な木です。

似たような形のマツサンゲアナ、青ワーネッキに比べると、比較的寒さにも丈夫。

冬から初夏にかけて活躍してくれる観葉植物です。

 

気温が上がってくると、大きな葉の裏にハダニが付きやすくなり、黄色くなって葉を落としていきます。

これからの季節は、温度の上がり過ぎない涼しい場所で管理したいですね。

日当たりは半日影。水は普通程度で、葉のボリュームによって吸う量が変化します。

この程度だと少なめですね。

 

 

 

■フィカス ウンベラータ

大きな葉と、細長い茎が面白い観葉植物です。

ベンジャミナと同じ仲間で、枝を切ると白い樹液がでてきます。

光の当たり具合によって、葉を大きくしてくれます。

温度の高すぎる場所では成長しすぎて天井に当たってしまうことも。

そういう場合は、水管理は少なめで形を維持するように育ててください。

同じ形になりにくいので、一本物として、高さのあるハイポットなどに入れて飾りたいですね。

 

 

 

■ パキラ

パキラと言えば、水切れに強い!

そんな印象の木です。

土が乾いたら、土が湿る程度に水をあげるだけで充分。

逆に、成長が早いので、水をあげるとぐんぐん成長して、一年で天井を越えてしまう事も。

水やりをよく忘れてしまう・・・そんな人にお薦めの観葉植物です。

 

購入する場合は、大きな物は近くの園芸店で。

小さな物は信頼できるネットショップでも良いでしょう。

簡単な相談や、近くに気に入った店が無い場合など、知り合いの園芸屋さんを紹介します。

(顔を実際に合わせた気のいい仲間の人だけ紹介します。近くにいない場合はすみません)

お気軽に問い合わせフォーム↓等からご連絡ください。

http://www.k-engei.com/contact/

それでは。

 

■ あなたのお部屋に森林浴を!
 グリーンライフのコンサルティング

 株式会社 片桐園芸
 片桐健二

 
2009年03月09日 【観葉植物について】

こんにちは、片桐です。

 

3月となりいよいよ春らしくなってきますね。

休みの日などいかがお過ごしでしょうか。

私たちはこの時期、展示会がまだまだ続いています。

先日の土曜日は、日本一の市場、豊明でトレードフェアに参加してまいりました。

 

 

 

■斑入りモンステラ

 

面白い植物・珍しい植物を見るとてもよいチャンスです。

それぞれの生産者が今年市場に出そうとしている商品は何なのか?

貴重な情報を仕入れる場所。

生産者の方ともその植物の特徴や、手入れ方法など直接聞いてきました。

 

一部に圧倒的な人気を誇るモンステラ。

その斑入り種も数は少ないのですが、出展されていました。

きれいな葉色をみていると、ついつい欲しくなってしまいます。

 

 

■アンスリウム

 

僕が一番気に入ったのは、このアンスリウム。

紫色の小さめの花をつける可愛らしい植物です。

通常の花に比べて長持ちする花は、グリーンインテリアとしてもお奨め。

もちろん金額もそれなりにしますが、ここの生産者も土にこだわる本格派。

苗も大事だけれど、それを生かす土にお金をきちんとかけないと、本当に長く楽しむ花・グリーンに育たない。

その考え方に激しく同感!

 

 

 

ちょっと気になると、どこのブースでもすぐに話し込んでしまうクセがあります。

品種によって性質の違いがあったり、育てる時の注意点も様々。

そんな時はあれもこれも、と聞かずに、

質問事項を絞って聞くことで、相手もテンポ良く手短に答えてくれます。

いろいろと質問に答えていただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

生産者、流通業、グリーンレンタル業・・・仕事は様々ですが、

インターネットを通じて知り合った仲間と初顔合わせ。

 「観葉植物ネットワーク」のメンバーです。

園芸業界を盛り上げていきたいと願う業者の方は、是非ご一報ください。

まずは互いの情報交換から・・・こうやって実際に会う事でいろいろなアイデアも浮かんできます。

 

僕が昔、東京の新宿で衝動買いした「ポトス・エンジョイ」

この新しいポトスを生産している浅岡園芸さんともご挨拶。

http://www.asaoka-engei.com/03_pothos.html

 

「ポトス・エンジョイ」「ポトス・ステータス」等の新しい品種や、見せ方の工夫はもちろん、

気合いの入ったブース作りにも感動!

「観葉一筋」というグループを作り、それぞれ特徴のある商品作りに取り組んでいます。

こういったこだわりのある植物を生産する人がいて、

それをこだわりを持って届ける人がいて、

私たちがこだわりをもって、適切な環境で、適切なメンテナンスを行う。

 

それぞれの持ち場で、それぞれの特徴を活かし、一所懸命に取り組む。

 

必要とされる人に、

活き活きとしたグリーンのある暮らしをお届けしたい。

 はなはだ微力ではありますが、

精一杯取り組んでまいります。

どうぞ、これからもご支援よろしくお願いいたします。

 

 

珍しい植物の画像おまけ

■ユッカ ディスメニアナ

 

 

 

■ユッカ ロス・ラータ

 

 

 

■アンスリウム”ジャングル ブッシュ”

 

 見ているだけで欲しくなってしまいます・・・自制心が試されている?(笑)

それでは。

 

 

 

 
2009年03月09日 【観葉植物について】

 こんにちは、片桐健二です。

以前、ブログで窓の大きさによって光の入る量の違いについて書きました。

http://www.k-engei.com/blog/03/post-99.html

 

今日は、簡単にチェックする方法をご紹介します。

 

 

 

 このような場所がとてもわかりやすいので、例として使います。

この場所も、実際に目で見るとこれほど明暗の差はありません。

カメラで写すとこのようにはっきりして、ビックリするぐらいですよね。

意外とこのぐらい光の差があるのに、

人間の脳では勝手に補正を行い、何事もないように見せているだけなのです。

人間の脳って凄い!

 

 

 

さっそくチェックの仕方について。

このように、手の平を水平にします。

光がよく当たっているのが分りますね。

窓際はこのように光がたっぷりと入ってきます。

 

 

 

 

ところが、窓から一歩離れると、

急に光の量は 減ってきます。

さっきと見比べると明らかに違いが分りますね。

 

 

 

今度は、左の方にずれてみます。

ちょうど、光の入る角度の上に来てみると、

さらに光の当たり方が極端に少ない事に気が付きます。

 

くどいようですが、目でパッと見るだけでは、これほど差があるようには見えません。

 だから、部屋の中に置いた時でも、それほど暗い場所には目で見えないと思っていても、

意外と光が当たっていない・・・事がおこります。

 

測定器を使って調べてみると、

太陽の光が入る部分は1万ルクスを超えますが、

部屋の中に入ると、とたんに250~500ルクスまで下がります。

直接太陽の光を当てると、計測器が振り切れてしまいます。

 

観葉植物を扱うようになって、太陽の光の素晴らしさ・・・に改めて感動!

大昔の人たちが、太陽を神としてあがめる習慣があったとしても不思議ではありません。

朝日を見ると・・あぁ、今日もラッキーと思います(笑)

太陽の光の当たり具合をこんな風にチェックすると、置き場所の良し悪しもわかりやすいのではないでしょうか。

どうぞ参考になさってください。

 

 

 

 

 
2009年03月07日 【観葉植物について】

こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の置き場所について、どこに置いたらいいの?とよく聞かれます。

 

例えば、「窓の近く」をよく観察してみましょう。

人の目には同じように見える場所でも、よ~く観察すると意外と違いがあるのに気が付きます。

それが分ってくると、生育に適した場所、あまり適さない場所の区別がつくようになりますよ。 

 コツが覚えて、植物名人を目指しましょう。

 

 

 

・例えば、大きな窓の近くの場合

 窓2枚分(約180cm)

 

光が多く入る為、条件としてはとても良い場所といえます。

逆にいえば、明るすぎる時もあります。

このようにブラインドなどで適度に遮光すると植物がとても喜ぶ環境になります。

 

 

 

・窓がそれほど大きくない部屋の場合 

窓一枚分(約90cm)

 

 上の写真の部屋の場合、窓は比較的限られています。

電気をつけて撮影しているので、割と明るく見えますが、

窓枠から外れた場所は意外に光が当たっていない事が多いのです。

次の写真を見ると、かなりはっきりしているので、

よく分ると思います。 

 こういう場所では、だんだん植物が光合成ができなくて、

弱っていく・・・可能性があります。

 

 

 

・窓がとても小さな場合 

約50cmほどで、しかも他に光の入る窓がない部屋

 

 この写真のように、窓がかなり小さな場合、

ほとんどの場所が、生育に適する光量が無い、と言わざるをえません。

もちろん、窓の真ん前に置く、という手はあります。

しかし、唯一の窓を植物でふさぐと、

さらに部屋の中が暗くなるため、一般的には窓から外して置くことになります。

その場合、ほとんど太陽の光が当たらない状況になるため、

植物は光合成が弱くなり、だんだん葉を落としたり、色が薄くなったり軟弱になります。

短くて1ヶ月、長くて3ヶ月ほどで、痛む事にもなりかねません。

 

こういった場所は、植物を育てるには適さない部屋といえます。

 

 

人の目には最後の写真もわりと明るく見えます。

きちんとチェックをしないと、なかなか気づかないものです。

又、簡単なチェックの仕方も載せますので、よろしければ参考にしてください。

それでは。

 

 

 

 
2009年03月06日 【観葉植物について】

 こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。

植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。

 

観葉植物を買われた人からよく聞かれる質問が、

「光に当てた方が良いと言われたから、外に出しておいたら、弱ってしまった」

・・・そうですか~、

・・・いつの話ですか?と聞くと、

「夏と冬」が多い。

 

夏は太陽の光が強すぎて、真昼の直射日光があたると、葉焼けを起こして痛んでしまいます。

又、冬は、気温が低い事が多いので、屋外に出しっぱなしにしておいて、室内に戻し忘れて・・・一日で葉が真っ黒に枯れてしまう事も。

 

何事も極端になる可能性のある場合は、避けるべきです。

どんな具合がいいのでしょうか?

 

前提としては、

「植物は光合成をして、栄養を作るので、太陽の光はとても良い」

のですが、

「強すぎる光は、温度が高くなり痛みやすい」

のです。

 

例えば、観葉植物が好きな熱帯地方のイメージを思い浮かべてください。

蒸し蒸しと湿度が高く、ジャングルの中は湿気に溢れています。

背の高い木が多いしげり、直射日光は当たらないが、日本の森林のような暗さはない。

こんな場所が多くの観葉植物が過しやすい環境のイメージ。

植物園を訪れると、このような環境モデルを再現している場所が多いと思われます。

 

ただ、そんな理想の場所は、なかなか家庭や職場では作る事ができません。

あくまでも、最適な環境のイメージは持ちつつも、

今の場所の中で、良いと思われる所、悪いと思われる所をチェックしていきます。

 

 

 

■パキラ

 

例えば、このパキラが置いてある場所を観察してみましょう。

建物の南側に大きな窓があり、太陽がたっぷり入ります。

そのままだと日焼けを起こしやすいのですが、ブラインドがある為、光が適度に遮断されて入ってきます。

壁は明るい白色で、光を反射し、回り込む効果があります。

このような場所は植物が喜んでくれる場所といえます。

 

一般的に、

・南側の窓ガラス越しは、温度が高くなりやすく注意

・北側・東側の窓ガラス越しは、適度な明るさで安心

・西側の窓ガラス越しは、夏の気温の高い夕方に痛みやすく注意

といえます。

 

この環境に加え、

・部屋を閉め切っているか?

・通風がよく、高温にはならない場所か?

・エアコンが良く効いていて、気温は一定を保っている?

・ブラインドや、レースがあり、適度な遮断効果があるか?

等も影響を与える要素になります。

 

植物が好む場所・・・快適ゾーンイメージモデルを想像できれば、それに近い環境づくりができます。

又、それは、割と人間も居心地が良いな~と感じる場所でもあります。

植物を育てるのが上手になってくると、人に対する気遣いも上手になってくると・・・感じます。

気をつかいすぎて疲れてしまうのではなく、

良い環境作りを心がける事で、活き活きとしたグリーンを楽しむ、

そんな気楽な気持ちで、もう一度眺めてみてください。

 

その場所に応じた適切なメンテナンスを行うことで、

活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

 

家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。

グリーンライフ・コンサルタント  
片桐健二

 
2009年03月03日 【観葉植物について】

 こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。

植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。

 

 

まず、緑を部屋の中に取り入れようと思う時、

観葉植物を買ってくるのが一番早い方法だと思います。

 

しかし、「育てるのが難しいから・・・自分には無理だ」という方がとても多い。

 

このサイトでも、育て方の記事を何度か書いていると、

水やりについて質問も受けます。

 

やはり、一番多い質問が、

「あげすぎると根腐れするのでは?」

ということ。

 

例えば、この記事の写真のように水をあげると、そう心配してくださる方が。

水で鉢の中が一杯に!

 

 

(一度にたくさん水をかける)行為自体には、何も問題はありません!

”根腐れする”、という言葉のイメージから、”水を多くかける行為”が悪いものだと誤解をまねいていますが、その行為自体には全く問題ありません。

 

というよりも、正しい水のかけ方として、”水をあげる時には、このようにたくさんかけてください!”

とお願いしています。

 

 

え~??

たくさん水はかけるのが正しいやり方??

と、混乱される方もいらっしゃると思います。

 

言葉だけで全てを伝えようと思うと、大変長くなる恐れがあるので、簡潔に結論だけ書きます。

 

観葉植物の育て方 プロの上手な水やりのコツとは?

●土がきちんと乾くまで水やりはしない(頻度のコツ)

●水をかける時はたっぷりかける(量のコツ)

●鉢の底から流れ出るのを確認する(量のコツ)

●一度鉢の下から流れ出た後、2,3分してから、もう一度、鉢の中の土全体に染み渡るように、たっぷり水をかける(2度目は量が前より減るはずです)・・・(量のコツ)

●お皿やプランターで水が貯まってしまう場合は、容器の中にある水を捨てる(管理のコツ)

●水をかける頻度は、定期的(週に一度がお奨め)にする(頻度のコツ)

●水の吸い上げ量が大きい植物(アレカヤシ、フェニックスなど)は、腰水方式で、4,5cmほど貯めても良し(量のコツ)

 

そこで、今回のよくある質問について・・・考えてみると、

「水はたっぷりかける方が良いが、

長い間、水が貯まりっぱなしの状態だと根腐れを起こすので避ける」

というのが、答えになります。

 

そして、適正な水の量はいくらになるか?というと、

・水をかける頻度

・季節(春・夏・秋・冬)

・植物の大きさ

・植物の元気さ

・培養土の素材

・植え込んでからの年数

が変動値となり、量が導きだされます。

 

プロは、毎日毎日の経験の量が圧倒的に多いのと、

植物に関する基礎知識、生理的知識、土壌の物理知識、などを組み合わせて、

植物を元気にする最適の水のやり方(量)・・・・の仮説力が圧倒的に高いのです。

 

活き活きとしたグリーンが部屋の中にあると、本当に気持ちがいいものです。

これは造花には絶対真似のできない世界。

生きている植物・・・はどんなに小さくても”生命”なのだな、と感じます。

 

マネキンが何十体と置いてある部屋と、

学生の頃、クラスメートがいる教室を思いだして比べてみると分かると思います。

(人の好き嫌いは別として・・・)

 

暮らしの中に、”生命”があると、ホットする、安心する、やすらぐ、落ち着く・・・など様々な心の変化がおこります。

 

その場所に応じた適切なメンテナンスサービスを行うことで、

活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

 

家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。

グリーンライフ・コンサルタント  
片桐健二

 

 

 

 

 
2009年02月26日 【貸し植木の仕事中貸し植木の仕事中】

こんにちは、片桐健二です。

岐阜で貸し植木の仕事中に、みつけました。

ソングオブジャマイカに、花芽を発見です。

 

 

 

■ソングオブジャマイカ の寄せ植え

 

全部で3カ所にあります。

暖房が効いていて暖かい事もあったのでしょう。

綺麗な花芽の状態で見つかりました。

 

 

 

■ソングオブジャマイカ の花芽

 

このまま残しておくと、花を開くはずです。

(花といっても地味な色の違う細長い物が付いているだけです)

 

が、植物自体にとっては栄養を使ってしまう事になるので、

早めに切り取ります。

 

花芽には虫が付く事も多いので、

残したい場合は、虫がつかないかどうか、を根気よく毎日チェックして欲しい物です。

(白っぽいワタのようなタイプが多いです)

 

もし、虫が付いてしまった場合は、

屋外で洗い流せれば、シャワー等の水流を勢いよく当てて洗い流します。

後は、念のために消毒をかけておくとベスト。

 

虫が完全に落ちてしまって、

いなければ消毒も必要はありません。

 

花は咲き終わった後、細かい花ガラをパラパラ落とす事が多いので、

その点もご注意を。

 

それでは。

 

 

 
2009年02月25日 【観葉植物について】

 こんにちは、片桐です。

 

水を植物にかける量について、

「どのぐらいあげたらいいのか?」も良く聞かれる質問です。

 

 

 

例えば、これは各務原市のとある洋服店に飾ってある、「サフレリア」

 大きな葉が目を引く、人気のある植物です。

 

ここは、月2回のメンテナンスに伺います。

店員さんはローテーションが複雑なので、定期的な水管理は難しく、片桐園芸でフルメンテナンスを担当。

 

設置場所の状況は、9時~22時まで営業、空調管理がされていて、年中乾きやすい。

ライトも多く付いていて、明るめです。

 

 

 

 こういった場所の水管理は、通常よりも大目の感覚。

ただし、メンテナンスにお邪魔した時に、きちんと土が乾いている状態が理想。

 

その意味で、最初に確認するのは、「容器内の水の有無」

鉢の底をのぞき込んで、水が残っているかどうか?を確認します。

ここでは、きちんと土を乾かせたいので、「無い」のであればオッケー。

残っている場合は、前回の水の量が「多すぎた」と考えます。

 

 

 

先ほど、底を覗いた所、水はまったくありませんでした。

土の色は、カラカラの白色ではなく、適度に湿り気の残る土色。

理想は「もう2,3日乾かしても良かったかな」です。

 

しかし、今度の水やりを忘れてしまってもいけないので、

こういう場合でも定期的な水管理を行う方をお奨めします。

 

月2回の管理の場合、腰水方式でたっぷりとかけます。

この場合は、3.5リットル~4リットルほどかけました。

底にも4,5cm水が貯まります。

 

週に一度管理できる場合はもう少し減らして、1リットル~1.5リットルほどが目安になります。

 

 

 

 

 
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