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2008年9月のブログ一覧

2008年09月21日 【その他、エトセトラ】

先日、自然工法管理士セミナーに出て、以前から夢だった自然の公園づくりの姿がはっきりと見えてきました。

 

昔テレビで見た、イギリスのエデンプロジェクトという、植物と、その植物が生えている地域の気候を表現した巨大なドームのような集まり。

地球上の植物を、その植生ごとに再現しています。

そして、面白いのは、その地域に住む人々が、その植物を使った家を建てているそのものを再現している事です。

植物はその地域の文化とも深く根付いています。

辺鄙な地域で植物園をしたって、誰も来ないよ、という悪口もものともせず、

エデンプロジェクトは大きな反響を呼び、各地のテレビなどでも紹介されました。

 

あんなエデンプロジェクトのような、楽しい公園ができないものだろうか?

漠然とした思いだけでは、何の姿も見えてこない。

 

その姿が、この岐阜県で公園を作るのなら、岐阜県の生態系を知る事から始めればいいんだ。

と道筋が見えてきました。

 

岐阜県に産まれた者として、まず岐阜県の自然や生態系、動物、植物、昆虫、鳥、魚・・・様々な生き物が生態系という循環の中で、この岐阜の文化を作り、歴史を作ってきました。

私たち人間もその生態系の中の一員である事を理解するのに役立つ人が”手を入れた自然の公園”

そんなイメージが浮かびます。

 

ふと、そんな時、夢を持つ事が大事だ、という言葉を思い出します。

夢を持てばなんでも上手くいく、そんな事を言うひともいました。

「片桐くん、君の夢はなんだ?」

以前そう聞かれたとき、「今はありません」と応えた僕。

 

夢は大事だけど、何であの時いやな感じがしたのだろう・・・。

(夢を持たないと成功できないんだよ)、と言われる事に何か反発してしまう。

 

”夢”は一つの目標であって、決してそれだけではいけない。

中小企業専門のコンサルタント竹田陽一さんが、「弱者は、夢を持つだけではそれにつぶされて鬱になってしまう」というような事を言われていました。

無理な夢はもってはいけない。

 

竹田陽一さんと知り合いの栢野克己さんは、「夢と戦略と感謝が大切なんだ」といいます。

夢だけではダメだけど、夢はやっぱり必要だと。

 

お寺さんでは、反省をして、今の自分に感謝しきること。それがスタートとの話し。

 

夢よりも、自分が大切なんだ。

この世に一人しかいない、自分が一番大切なこと。

何か事を始めるのなら、まず反省すること。

反省をすると、いろいろな気づきがうまれて感謝が増えてきます。その感謝が今の自分で100%満足なんだ、と思えると、今の自分にとって”最高の夢”がうまれる。

その夢を実現するには、弱者としての戦略がとても有効になります。

 

自分の覚えとして、思いついたことを書いておきます。

まず反省 → 100%の感謝、夢、戦略

の順番。

 

 
2008年09月20日 【観葉植物について】

この新しい「片桐園芸」のホームページが完成し、知り合いの方に宣伝をしていると、

(まだ何にも見れないよ)

と言われることがありました。

 

何のこっちゃ、と思っていましたが、

自分で検索してみると、確かに・・・古い手作り中のホームページが上位に上がってきます。

このホームページよりも、上に表示されます。

又、タイトルが「片桐園芸のホームページへようこそ」と、

とっても紛らわしいタイトル。

 

う~ん、前は検索にも何も上がってこなかったのに、

どうして今頃浮上してきたのか?

いろいろ考えてみると、やはり年月を重ねている分だけ、「片桐園芸」というキーワードに対しては、

強力なSEO対策になっているようです。

 

他にも多くのHPに片桐園芸という名前が載っているはずなのですが、

何にも記事の無いHPが上位に来るというのも、

なんだか感慨深いものがあります。

せっかく上位に上がってくるのだから、削除するのではなくて、

何らかの形で活かす方向にしていきたいと考えています。

 

何でも、続けていくというのは大事な事なんだと、

ホームページから教えてもらったような気がしました。

 

 

コンシンナ・レインボー  ドラセナ科の観葉植物。

春から秋にかけて、早めに慣らせると屋外でも綺麗に育ちます。

昼の直射日光が当たらない場所が、赤い葉色が綺麗にでますね。

ここは、建物の際にある花壇で、日当たりがあまりよくない分、

こういった観葉植物を上手に使う事で、ボリュームのある花壇作りが楽しめます。

 

 それと、コメント欄が承認の関係で上手く動作していませんでしたが、

さっそく直していただきました。

あだちさん、ありがとう!

 

 
2008年09月19日 【会社経営で思う事】

この17日、18日に渡り、自然工法管理士セミナーに参加してきました。

仕事が忙しいこの時期に、この日程は厳しいのですが、

結論からいうと、やはり参加して良かったです。

 

 

自然工法のもっとも大事な事は、

自然の生態系を守っていく事なのですが、

どのように守っていくのか??

 

当たり前の話なのですが、生態系を守るという事は、

そこに在る自然を知らなくてはいけないのです。

岐阜の生態系を守るには、岐阜の生態系を知る必要がある。

目からウロコでした・・・。

 

 

これは、根株を移植して自然の里山を再現しようと活動している方のお話。

土岐などでも体規模な造成が行なわれ、山が削られました。

当時、雑木林にあった枝などは、どのように処分!したらいいのか、これがとても問題になったそうです。

 

今であれば、パルプ資源が中国などで必要とされ、貴重な資源となったのでしょうが、

当時は燃やす!のも量が多くて大変だし、チップにするにもこれまた量が多すぎる。

なんだか、自然が邪魔になる開発って・・・悲しいですね。

 

これまた、一番の問題なのが、根株。

土や石や砂利を含んだ根株は、一番の難問。

これを、再利用し、里山づくりの苗にしよう、という大胆な発想。

「根は生きている、生命なんです!」とのお話しに胸が熱くなりました。

 

 

岐阜大学名誉教授、水野靖夫先生のお話が1時間聞ける・・・感動ですね。

(僕だけのようでしたが・・・)

二通りある学名のつけられ方・使われ方、めしべの位置による分類方法・・・・超マニアックな話しに、気絶する人が続出。

興味ない人にとっては、子守唄のような穏やかな話し方。

ホント、いいお話なんですけど、公共工事関係の方が多くて、やっぱり難しすぎますかね。

 

 

土屋組の児玉さん。体の大きな方です。

でも、お話しが上手で、お笑い芸人さんのようなそんな勢いでお話しいただけました。

急に目がパッチリ!!

ビオトープ作りの基礎理論が聞けるなんて、なんていい講習会なんでしょうか。

テンションが上がりまくりでした。

 

その他、魚類、哺乳類、昆虫、鳥類、計画について、総論など盛りだくさんの講習会。

それぞれ、一時間ではとうてい収まるわけもなく、紹介のみになった印象。

もっともっと、多くの時間がとってもらえるとホント嬉しいです。

 

その中で講師の方が皆さん共通して言われること、

(生態系を守っていくことは、私たち人間の生活基盤を守っていく事と同じ。

今、世界の哺乳類、魚類、昆虫などの生物の約4分の一が絶滅の危機に瀕しています。

これは私たち人間の近い将来なのかもしれません・・・)

ホントそう思います。

 

又、いろいろな講師の方と終わった後お話ができて、今後の勉強の仕方が見えてきました。

岐阜の地に、岐阜の生態系を学んで、守って、育むことができる、そんなテーマパークができるように、

これからも勉強し、実践をつんでいきたいと思います。

 貴重なセミナーでした。ありがとうございました。

 

 

 

 

 
2008年09月16日 【ガーデニングの仕事中】

各務原市のお客様の紹介で、近所の住宅のお庭を剪定してきました。

玄関には立派なモッコクが。

常緑樹で、照り葉のモッコク。

どちらかといえば、和風のお庭に似合う木だと思います。

 

 

これだけ大きいと、貫禄があって立派ですね。

とても高くなってしまって、もう自分ではできない・・・と仰っていました。

 

しばらく伸びてしまっているので、

本来であれば、”玉づくり”で仕立てるのですが、

今回は、”切り戻し剪定作業”になります。

 

伸びすぎた枝や、立ち上がってしまった枝、

重なりあって日光が当たらなくなってしまぶ部分等を切り分けて、

一回り、二回り、小さくするように、剪定していきます。

 

枝を辿って、2年、3年前の部分まで戻します。

やみくもに切ると形がおかしくなったり、バランスが偏ったりしてしまいます。

この切り戻しを行なうと、少なくとも剪定をしていた頃の樹形に近く仕上げることができるのです。

 

 

枝葉が重ならないように分けて、全体的にバランスをみながら葉の集まりをまとめていきます。

中の方は立ち上がった部分や、クロスする枝など整理していくと、

空間ができて、スッキリとします。

 

あまりきっちりと玉に仕立てなければ、

明るい印象の照り葉で、洋風のお庭でも似合いそうです。

風通しが良くなって、明るくなったととても喜んでいただけました。

 

 

 
2008年09月13日 【ガーデニングの仕事中】

貸し植木のレンタルを契約している岐阜市の喫茶店。

毎年秋になると、シラカシの剪定を頼まれます。

 

 

たぶん6mぐらいはありますね。

下の方はマスターが自分でカットしたみたいで、上の方が届かないので切って欲しいとのこと。

普通だとハシゴを使いますが、これだけ大きくなると、逆に木に登って切れそうでした。

小さなハシゴならある・・・ということで用意してもらって、木をよじ登ります。

体重が65kgなので、今のところはオッケーです。

 

 

 

 

ママさんに、「このぐらいの高さでいい?」と聞きながら細い枝を切って、

最後に幹から切り落とします。

 今回は思い切って上三分の一ほどをスッパリと。

随分可愛らしくなりました。

 

掃除も手伝ってもらったので、30分以内に終了。

このぐらいの時間の剪定なら、剪定のみで税込み3150円。

ゴミ処分は量によって変わりますが、今回は幹の太い部分が大きくて1500円。

いつもは小さく切ってマスターがゴミに出してしまうので、その場合はゴミ処分代は無しになります。

 

チェンソーなどの道具がいるようなら金額は少し変わりますが、

上の方を少し切って欲しい・・・などの場合、お声をかけてください。

ちなみに、観葉植物のレンタルを契約いただいているお客様は、年に一回は無料!

今、決めました!!

ただし、ゴミ処分代は別途になりますので、よろしく。

 

 
2008年09月12日 【その他、エトセトラ】

 以前出演した、FMワッチ78.5に再び出演してきました。

以前の記事はこちら↓

http://www.k-engei.com/blog/07/post-21.html

 

東海地区の花のクリエイターが集まる、「イエローバルーン」サイトからの情報発信の一つとして、何週かにわたって様々な方たちが花にまつわるお話しをお届けしています。

 

こちらのイエローバルーンのサイトでは、、ちょっとカッコよく紹介していただいております。

グリーン コーディネーター 片桐健二

http://flower-yb.com/page1042.php

 

さてさて、

前回8月2日の収録は独特の雰囲気に包まれて・・・撃沈。

緑の育て方や、良い所などを上手く話さなければ・・・・と意気込みすぎて、きっと聞いてる人にはいまいち届かなかったかもしれません。

今回は、その反省を踏まえて、

”ラジオ番組ならではの良さを活かす”事を目標に行ってまいりました。

 

と、その前に、

その日は急遽、新築のお庭の現場で、先に沓脱石を入れないと工事が進まないという事で、午前中に設置をする事になりました。

上手くいかないと、収録(午後1時)に間に合いません。

電話では、車がちゃんと入れるので、特に問題ないとの事でした。

 

が・・・、ガ・・・、な~んと、

 

ここを通れと仰るんですか!

(簡単に通れますよ~)、と電話での爽やかな声が頭の中で何度も響きます。

 

ダンプならなんとか通れるかもしれませんが、

クレーンの付いたユニック車は後ろのタイヤがダブルタイヤの為、浄化槽の横の型枠がまたげません。

申し訳ありませんが、親方に木の枠を外してもらいました。

 

ゆっくり進もうとすると、今度はタイヤが土にめり込む!

このままでは浄化槽を破壊しかねません。

ここで又現場の親方が、長い道板を貸してくださいました。

ちょっと怖い風貌の親方が天使のようでした。

 

 

この家の一番奥の窓の下に沓脱石を設置します。

無事に道板の上を通り、ユニッククレーンで慎重に運びます。

 

 

できるだけ近くに降ろしたら、後は手作業で位置を微調整します。

もちろん、事前に高さを調整して、整地をしてから降ろすのです。

古代のピラミッド建設などもこんな風にして運んだのでしょうか?

ふと、人間の非力さと、古代ロマンに思いをはせます。

 

 

場所が決まったら、水平器をつかって高さの微調整をします。

若干、庭側に下がり気味に仕上げます。あがる時にその方が自然に上れる感じがするからです。

横方向にも水平器を置いて、何度も微調整を繰り返します。

こうして、完成。何とか12時40分に終わりました。

 

家に帰る時間が無いので、そのままスタジオに直行。

ユニック車は車体が長いので駐車場に入るかどうか心配でしたが、運よくちょうどいい場所が空いていました。

ラッキーでした。

 

収録が無事にできた事で、今回はとても幸せでした。

車の中でいろいろ考えた事を話しながら、今回の収録では視聴者の方からの質問に答えるような感じにしましょう、という事になり、パーソナリティのまなてぃさんの園芸相談も交じりながらリハーサル。最後の15分ぐらいで一気に収録しました。

汗びっしょりのままで行きましたので、収録風景を撮影する余裕もなく、あっというまのラジオ収録が終わりました。

イエローバルーンさんのサイトでもそのうち番組が聞けるはずです。

今度の収録がいつの放送なのか、・・・また分かりましたらニュースの方にでも掲載したいと思います。

良かったら聞いてください。(放送は毎週土曜日の朝10時30分から)

 まなてぃーさんと親方に感謝。

 

 
2008年09月10日 【ガーデニングの仕事中】

各務原市にある老舗の喫茶店。

奥に進むと建物の途中から壁の色が変わって、大きな窓から燦燦と光が差し込み、素敵な風景が広がります。

(何だコリャ)、最初はビックリしますよね。

 

そこからの眺めが綺麗で・・・と一部、隣の家が見えてしまう空間がありました。

そこに「何か目隠しになる木がないかしら?」 とのこと。

 

 

周りには、レイランディーなどの針葉樹や、カシノキ、ヤマボウシなどが植わっています。

そういった木とのバランスや、早く大きくなる木ということで、シラカシの株立ちを選びました。

株立ちというのは、根元から何本も枝が立ち上がっている樹形のことをいいます。

 

 

シラカシの葉は、アラカシに比べて細長く、繊細な雰囲気を持っています。

一本立ちは垣根などにもよく使いますね。

 

 

新芽はこの良い天気で水が不足気味。

葉色が茶色いのは枯れたからではなく、若い新芽のときは独特の色を持っています。

紫っぽい色でビックリすることもあります。

この新芽は、シラカシの木の一番上のほうの枝にでたものです。

 

新芽は一番最初に水を欲しがりますので、

状態を見れば、この木の水加減がだいたいわかります。

このように萎れているときは、水が少なくなってきた証拠です。

カラータイマーが点滅しているのと同じといえば、分かりやすいかな。

まだ間に合います!早めに水をたっぷりあげてください。

 

空気が乾燥気味の秋は、植物の水切れも起こりやすい時期です。

よ~く、注意して観察してあげてください。

 

 

無事、植栽も終わり、水もたっぷりとあげました。

こう天気がよいと、葉っぱから水分が蒸散していく為に、水を欲しがります。

稲沢(仕入れ先)で植木を掘ってもらう時に、人間でいえば”胃”がわりの”根”を切ってしまいますので、

水を吸いにくい状態であるともいえます。

 

ですから、植え付け後、一ヶ月ぐらいは毎日水をかけるようにしてほしいですね。

 状態にあわせた水管理は、、人の気遣いにしかできないすごい事なんですよ。

 

 

 

 

 

 

 
2008年09月09日 【ガーデニングの仕事中】

3年ぶりぐらいでしょうか、

岐阜市のお客様から、ケヤキの剪定の御依頼をいただきました。

ありがとうございます。

 

 

見に行ってみると、確かに伸びてますね~。

ひょろひょろだった枝にもビッシリと葉が茂っています。

途中、低い部分の枝を切られたような後があります。

入り口右のケヤキ、以前はもうちょっと低い位置から枝が出ていたような記憶があり。

 

 

お店の名前が英語で書かれていて、・・・最初なんて読むのか分からなかったら、

店長さんが、「ヒッピーズです」。

グラムデイという花柄?というのか、とってもエキゾチックなプリントのブランドを全国で展開されていて、

そのブランド服のアウトレットショップ、中古買取り、商品発送などをここで行なっているそうです。

大垣市に本店があります。

(JR大垣駅のすぐ近くだった!)

とっても個性的な服で、これって「和」ですよねよ。

着こなす自信はありませんが、何気に目を惹かれます。

 

ハシゴも使いますが、ほとんどは木に登ってノコギリで細い枝から剪定していきます。

いきなり太い部分から切ると、重みで枝が折れたり、裂けたり、

見苦しい状態になって、木が可哀想です。

 

 

木に登ってばかりでは、下からの樹形が分かりません。

基本となるのは、ホウキ型。

下から広がった枝が、だんだん分岐して、広がるような形がケヤキの理想です。

木に登りながら、(下から眺めるとこんな風になるだろう・・・)と想像しながら、ノコギリを挽きます。

 で、時々木から降りて、樹形をチェック。

 

太い枝が残ったら、ここで初めてチェンソーを使って、細かく切っていきます。

一度に切ると、枝には水分があって重く、はねて壁に当たったり、ガラスを割ったり・・・意外と跳ねる事があるんですよ!

若い頃は顔真っ青・・・ヒヤリとする事もありました。

まぁ、済んだ事はさっぱり忘れてしまうので、もう何の事だったか覚えていませんが・・・。

 

全体の景色としてのバランスも最後にチェックしますので、

もう少し切れるかも・・・という部分で残しておいて、他のケヤキを剪定します。

入り口から眺める一瞬の美しさ。

その建物がより引き立つ、緑(植物)の素晴らしい効果ですね。

 

 
2008年09月07日 【ガーデニングの仕事中】

とある 各務原にある珈琲屋さんのお庭。

敷石や、砂利・瓦など綺麗な使い方でいい雰囲気です。

庭木もいろいろな種類が入っていて、眺めながら歩いていくのが楽しい庭です。

 

先日、ふと行ってみると、

 

これって、確かモミジだったよね~。

でも、なんだか変な感じがする。

 

 

 

枝先を切り詰めて、幹仕立て?とでもいうのか、

葉が茂っていません。

まるで、常緑樹のボウガシの剪定のようです。

 

モミジは、繊細な枝先の葉が少し伸びているぐらいが、いい雰囲気。

間引き剪定を主体に、中を透かして風を通すと、庭が明るくなります。

この写真のモミジは全く違う剪定方法です。

 

これって職人さんがやったものなのか?

もしくは、シルバー人材センターの方が剪定したのか?

 

シルバー人材センターの方だと、樹木の種類によって得意・不得意が差がバラバラになる傾向がある、とお客様から聞きます。

以前職人さんに頼んでいたけど、値段が安いのでシルバー人材センターに変えてみた。

すると、ゴールドクレストのような柔らかく仕立てる樹種でも、バリカンで切られて、痛々しく刈られてしまった。

という人もいました。

 

職人さんなら、こういう切り方はあまりしないはずだけど・・・。

もし、職人さんなら、どうしてこんな切り方をしたのか、聞いてみたいですね。

私もそんな偉そうな事が言えるほど、上手というわけではありませんが、

モミジを美しく見せる剪定方法ってあると思います。

小さくするにしても、もう少し切り方があるでしょ。

 

あの木をみて、(モミジっていいな~)と思えないような剪定方法は、植物が好きな者として変えて欲しいです。

誰だか知りませんが、お願いします。

 

 

 

 
2008年09月05日 【貸し植木の仕事中】

「植物の水やり」というのは、定番の質問です。

簡単に説明するのも難しいし、

かといって、詳しく説明しようとすると、とても長くなって、話している途中にお客さんが(もういいよ・・・)って雰囲気の時もあります。

 

表情が固まってきたら、もう聞いてないな~って分かりますね。

植物にどれだけ親しんでいるか?で限界点が変わってくる。

あっ、もうこれ以上は無理だな~って思うときは、いったん話しをやめて、

「とりあえず、一週間に一度、土を湿らせるように水をかけてください」

といいます。

 

でも、やってくれない事も時々あったり。

 

そいういう場合は、こちらで水やりが少なくても丈夫な木をみつくろいます。

 

オフィスなどは、決まった担当者もいないことがあり、

やはり水切れに強い植物を選ぶことが一番のポイント。

 

 

ショウナンゴム

はゴムの仲間ですが、葉っぱの形が細長く、とてもゴムには見えません。

葉の面積が小さい、少ないものは、相対的に水上げも少ないことが多い。

これは、割と便利な基本テクニックです。

 

 

 

シェフレラも同じように、葉が細く、小さな観葉植物です。

水が切れて土がカラカラになっていても、よほど枯れることはありません。

 

ビジネスシーンで必要とされる観葉植物の役割の一つに、

「業務を邪魔しないこと」

があります。

必要以上に手をかけなくても良い植物。

万が一、手が回らなくても枯れたりしてイメージダウンとなるような事のない植物。

 

世間的には、観葉植物のリースは毎月交換するものだ、という人がいます。

「毎月新鮮な植物をお届けします」というキャッチコピーのHPも多くあります。

でも、その場所に本当に合う植物で、毎月違うものに変える・・・というのは、正直難しいことです。

 

長年、貸し植木の仕事をしながら、

又、いろいろな機会を見つけては、有名なホテル、今一番人気のホテル、海外の豪華なホテル、美術館、テナントビルなど見てきました。

付加価値の高いビジネスをしている場所ほど、この場所にはこれ!というこだわりがあります。

毎月変えることは、「新鮮だから」という一つの利点しかありません。

いや、本当に新鮮なのか?・・・一般の人には正直判断が難しい部分ですよね。

 

一本の植物が持つメリットをどこまで持たせることができるか?

ビジネスシーンに最適な植物という物があり、

それを飾るのにふさわしいプランターは、私はこれだと思います。

そのグリーンの提案によって、多くの人に喜んでもらえる空間の演出ができるよう、日々アンテナを張りめぐらせています。

 

 
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