こんにちは、片桐です。
いきなりこのページから読み始めた人は、前回の記事
http://www.k-engei.com/blog/02/sibaharikae21053.html
をご覧ください。
今までの芝生をはがし、土壌改良をして、水が溜まっていた部分の地盤を高くして水が溜まらないようにしました。
その後、芝生を貼り付けます。
この時注意するのは、耕した土をあまり踏むとその部分だけ固く凹んでしまうことがあります。
気になる時は、適当な大きさのベニヤ板などを置き、その上を歩くようにします。
今回は、雨粒用のレンガをひいたので、それが結構使えて便利でした。
■芝生に目土をかけた状態
芝生の根がきちんと定着するように、目土をかけます。
芝生と芝生の隙間に土が無いと根は伸びていけません。
又、芝生が少しでも浮いてしまうと、そこも根が生えず痛んでしまいます。
その為、細かい粒の土を表面にまき、隙間に入るよう均していきます。
この時、あまり土をかけすぎると芝生が埋まって痛んでしまうことにもなりかねません。
あくまで適度・・・ですよ。
■目土をかけた後、たっぷり水をかけた状態
目土をかけておしまい・・・ではありません。
その後、たっぷり水をかけて、芝生がきちんと定着するようにします。
水を吸うことで土が重たくなり、芝生を押さえる役目もあります。
又、隙間に流れ込み、自然と空間が埋まっていきます。
目土は一度にかけるのではなく、できれば日にちをあけて何度もする事で、自然に地面のでこぼこは綺麗になっていきます。
芝生の成長を確かめながらかけるのがコツです。
■芝貼り完成の図
手前の白い部分は何?という人もいるでしょう。
この部分に水が溜まらないように、溝をほり、そこに砂利をしきました。
これで今回の芝生の貼り換えは完成です。
最初からいろいろ工夫すれば良かったのでは?・・・と思う人もいるかもしれません。
これは、現場によって使い方が違えばおきる問題も変わってきます。
今回の現場でも、歩く以外の部分は芝生は元気なのです。
(洗濯物を少し干すのと、奥に自転車を置かれるので、それを毎日出す時に歩いているのが予想以上に影響がありました)
土壌改良はすれば良いにきまっていますが、全てを行なうのは費用的に高くなってしまいますので、それはそれで問題だと思います。
リフォーム詐欺問題などでよく聞く話です。
(必要のない部分まで施工して高い金額を請求されること)
お客様とお話をする回数が多いと、より良い方法が見つかります。
一緒に使いやすい、住みやすい庭作りをしていきたいと思います。
職人さん任せではなく、いろいろお話していただけると嬉しいですね。
芝生が綺麗になったので、お客様にも大変喜んでいただけました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】